凸版印刷、流通・小売業向けアプリプラットフォーム「お買い物アプリ」の集客機能を強化

凸版印刷株式会社は、2013年12月より提供している「お買い物アプリ」の集客機能を強化。新機能としてビーコンを活用した店内行動データの可視化や、来店状況に応じたキャンペーン抽選機能を追加し、集客から再来店まで購買プロセスにあわせた様々な機能を提供すると発表した。本機能強化によりリアルとデジタル両面で行動データの活用を実現し、導入企業のデジタルマーケティング成果の最大化に貢献。2021年10月22日より販売を開始する。

■背景

流通・小売業界、外食チェーンなどでは、スマートフォンアプリをデジタルマーケティング施策の中心と位置づけ、購買情報や顧客情報を活用した施策を展開している。さらに近年では、ユーザーの来店情報も活用し、店内行動の見える化、集客力を強化したいというニーズが高まっているという。しかしこれまではユーザーの行動データを効果的に取得することが難しいという課題があった。そのような課題に対し凸版印刷は、ビーコンやGPSを活用することができるよう、「お買い物アプリ」をバージョンアップし集客機能を強化。ユーザーの店内行動を可視化し、行動データを起点とした施策展開を可能としたとのことだ。
出典元:プレスリリース

■「お買い物アプリ」バージョンアップ(集客機能の強化)

・ユーザーリアル行動データの活用
株式会社unerryが提供するリアル行動データプラットフォーム「Beacon Bank」と連携する「Beacon Bank SDK」を搭載。これにより、アプリユーザーの属性と「Beacon Bank」から提供されるリアル行動データを組み合わせた計測・分析が可能になり、来店やアプリ内での行動履歴、ポイントカード情報などの顧客データを有効活用したアプリ施策を行うことができるようになる。例えば、ビーコンを活用したリアルタイムプッシュ配信や、来店頻度に応じた情報配信などが可能になる。

・来店を条件としたキャンペーン抽選機能
来店や特定の棚への接近を応募条件としたキャンペーンを作成することが可能となる。これによりアプリの日常的な利用や再来店の促進が可能。また、キャンペーンの当選者には、デジタルクーポンを即時配信することができるため、更なる購買意欲の向上も期待できる。

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