オプト、クッキーレス時代に備えたGoogle「拡張コンバージョン API」を統合データ活用プラットフォーム「ONE's Data」で本格提供開始
2021/10/25
「デジタルで、この国の新しい基本をつくる。」をミッションに掲げ、顧客の事業成長に伴走する株式会社オプトは、2021年10月25日より、提供する統合データ活用プラットフォーム「ONE's Data(ワンズデータ)」において、Google社が提供する「拡張コンバージョンAPI」への対応を開始したと発表した。
Contents
■「拡張コンバージョンAPI」とは
■ONE’s Dataが「拡張コンバージョンAPI」に対応した背景
■ONE’s Dataで「拡張コンバージョンAPI」を導入するメリットと実現できること
広告成果の最適化や配信精度の向上のためには、機械学習材料となるユーザーデータの量をしっかりと担保することが重要だ。しかし、プライバシー保護の観点からCookie規制を強化しており、計測データ量が減少している状況だ。拡張コンバージョンAPIに対応すると、ユーザーから許諾を得たデータを、プライバシーを保護したうえでプラットフォーマーに送信することが可能となり、計測データ量が増加する。そのため、計測品質が高まることに加え、コンバージョンの増加や配信精度の向上が期待できる。
② 素早く、簡単に、低価格で対応できる
拡張コンバージョンAPIを導入する際、Google社の規定上、コンバージョンページにユーザー情報が出力されている必要がある。もし出力が無い場合は、サイト改修等、多くの作業工数を要する可能性がある。ONE's Dataで導入する際には、許諾済みのユーザーデータがコンバージョンページ以外(入力フォーム後の確認ページ等)に出力されていれば、すぐに拡張コンバージョンAPIを導入することが可能だ。また、Google社の仕様を理解したテクニカル専門組織のコンサルティングサービスも合わせて提供する。
③ Google社以外のプラットフォーマーの仕様変更にも対応できる
ユーザーから許諾されたONE's Dataに蓄積したデータは、プラットフォーマーごとの規定に合わせて成型すれば、他プラットフォーマーのサーバーサイドAPIへも送信可能だ。Google社含め、他プラットフォーマーにおいても、サーバーサイドAPIの仕様はアップデートが多く、導入後も変更の度に追加作業が発生する可能性がある。本来であれば、アップデートのたびに自社でAPI接続の開発を行う必要があるが、ONE's Dataは常にプラットフォーマーと連携しAPI接続開発のアップデートを行っているため、ONE's Dataをハブとして利用することで、追加作業が発生しなくなる。
■「拡張コンバージョンAPI」対応の流れ
② ONE’s Dataタグの設置(サイトより拡張コンバージョンAPIに必要なデータをハッシュ化して取得)
③ ONE’s DataよりGoogle社へAPIを通じてデータ送信
①~③まで、Google社の仕様を理解したテクニカル専門組織のコンサルタントがサポートする。