HEROZとDRAFT、設計業務の生産性向上を目指し「自動設計支援AIサービス」の共同開発に向け業務提携を開始
2021/11/29
HEROZ株式会社は、インテリアや建築設計を軸にデザイン事業を展開する株式会社ドラフト(以下、DRAFT)と、設計業務の生産性向上を目的とした自動設計支援AIサービスの共同開発に向け、業務提携を開始したと発表した。
■DXが遅れる建築デザイン業界に先手
こうした背景を踏まえ、DRAFTは、3DモデリングやBIMなどのデジタル技術を活用した設計業務の効率化を図ってきた。そして今回、最先端のAI技術を保有するHEROZはDRAFTと業務提携を結び、設計デザイン業務のDXを推進する「自動設計支援AIサービス」の共同開発に着手したとのことだ。
■事務作業はAIに任せ、人はクリエイティブに集中
初期フェーズにおいては、DRAFTの設計デザインチームが業務効率化の一環として試験運用を実施し、図面上にプロットする情報の精度、ユーザビリティの継続的な改善を行うことで、自動設計支援AIの効果検証を実施する。将来的には、積算業務を自動化し、500万人以上の就労者数の建築業界全体にとって利用価値の高いシステムの製品化を目指し、グローバル約12兆円(CAGR約4%)、国内だけでも約8,500億円の市場規模があると推定されるインテリアデザインサービス市場の獲得を見据え、共同での事業展開の検討を加速するとのことだ。