電動キックボードシェアアプリ「LUUP」と共通認証ID「Machi Pass」が連携

株式会社Luupと三菱地所株式会社は2022年2月8日、より便利で豊かなUX(ユーザー体験)の提供実現に向け、Luupの電動キックボードシェアアプリ「LUUP」と、三菱地所が2020年10月に開発した共通認証ID「Machi Pass」との連携を開始したと発表した。

Luupは、2021年に産業競争力強化法に基づく「新事業特例制度」の認定を受け、電動キックボードの安全な走行ルールや走行条件を検証することを目的に、ヘルメット任意の電動キックボードのシェアリングサービスの提供を開始し、10月には対象エリアを東京駅・銀座・日本橋エリアに拡大している。三菱地所のMachi Passとのデータ連携を図ることで、移動データ等のまちづくりへの活用を検証するとともに、大手町・丸の内・有楽町エリア(大丸有エリア)における安全な走行ルール・走行条件および短距離移動ニーズを検証する。

Machi Passは、まちで展開される複数のオンラインサービスや、来場予約・リアルな空間への入退室などオン・オフラインの体験を、利用者が一つのIDで利用できる世界観を目指して開発されたものだ。利用者の希望に応じ、施設やサービスの利用履歴や位置情報などのデータに基づいた各々の利用者に最適化された体験やサービスの提供を受けることができる。今回、LUUPとMachi Passのデータを連携し、大丸有エリアでのLUUP利用者に対して、近隣のショップのクーポンを配信するほか、電動キックボードでの移動と施設やサービスがシームレスに融合するような体験設計など、まちづくりへの活用を進める。なお、本連携は、大丸有エリアの産官学によるイノベーション・エコシステムの形成支援のプラットフォーム「Tokyo Marunouchi Innovation Platform」(TMIP)の協力のもと実施するとのことだ。
出典元:プレスリリース

■データ連携について

目的および方法:電動キックボードシェアアプリ「LUUP」と、三菱地所が2020年10月に開発した共通認証ID「Machi Pass」を連携。移動データを通して、まちでの体験を蓄積・最適化、より便利で豊かなUXの提供を通じて一人ひとりのQOL向上に繋げる。具体的には大丸有エリアでの「LUUP」利用者にクーポン配信や、移動と一体となったサービス提供などで、移動や購買行動の変化・効果などを検証し、快適なまちづくりを目指す。
対象エリア:大手町・丸の内・有楽町エリア
連携開始時期:2022年2月8日

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