AI契約審査プラットフォーム「LegalForce」、自動レビュー機能が「株式譲渡契約」に対応

AI契約審査プラットフォーム「LegalForce」 を提供する株式会社LegalForceは、和文での「株式譲渡契約」の自動レビューを開始したと発表した。これにより、「LegalForce」のレビュー可能類型は49類型(英文契約類型も含む)まで拡充した。

■「株式譲渡契約」対応で、負荷の大きいM&A関連の契約書作成を支援

「株式譲渡契約」は、株式の取得によって企業の買収が行われる際に、買収側と売却側で締結されるM&A(合併・買収)の代表的な契約だ。「株式譲渡契約」をはじめとするM&A関連契約は、重要かつ緊迫した局面で締結される契約でもあり、契約書に盛り込むべき事項が多岐にわたる。一方で、締結までの時間が限られていることも多く、レビューを担当する法務担当者や弁護士に大きな負荷がかかるという。

今回、「株式譲渡契約」が自動レビューに対応したことで、重要な条項の抜け漏れや不利な条項の見逃しを防ぎ、契約書審査の質を高めることに貢献する。また、同時にスピード感をもった契約交渉の促進にもつなげていきたいと考えているとのことだ。

日本では、業界再編や後継者不足などの理由からM&Aの件数増加が見込まれる。「LegalForce」では株式譲渡契約と同様に、M&Aの際によく用いられる「事業譲渡契約」も対応類型への追加を予定しており、M&A関連契約のAIレビュー対応類型拡充を強化するとのことだ。
出典元:プレスリリース

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