自走型ロープウェイ「Zippar」のZip Infrastructure、ポストシードラウンドで1億9,000万円の資金調達を実施

⾃⾛型ロープウェイ「Zippar」の設計・開発をするZip Infrastructure株式会社は、独立系ベンチャーキャピタルのリアルテックファンド、およびANRIを引受先とする第三者割当増資及び補助金による、ポストシードラウンドで1億9,000万円の資金調達を実施すると発表した。

■資金調達の目的

現在設計中の試験線での8人乗りモデルの走行実験のデータ収集を行い、現在組成中である第三者委員会での安全性の認証を目指すとのことだ。
出典元:プレスリリース

■Zipparの概要

「Zippar」は、都市部の渋滞解消や新興国のインフラとして期待されている自走型ロープウェイだ。

特徴として、
①安価:1㎞10億円、建設期間約半年とモノレールに比べ、約1/5のコスト・期間で建設が可能だ。
②自動:自動運転のため、時間帯や路線など、旅客需要に応じて柔軟に車両数を増減させることができる。
③自由:「Zippar」は既存のロープウェイと違い、カーブや分岐を自由自在に設けることができ、柔軟な路線設計ができる。
④安全:道路上空を走るので交通事故を起こさず、支索を2本とすることで、風速30m/sまで安定して運行できる。

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