エクサウィザーズ、神奈川県藤沢市と共同でデジタルを利活用した多職種連携の実現に向けた実証事業を開始
2022/4/18
株式会社エクサウィザーズは、AIを利活用した介護・福祉用具関連サービスの開発、販売事業を展開する子会社の株式会社エクサホームケアが、神奈川県藤沢市と共同で、デジタルを利活用した非接触での新しい多職種連携の実現に向けた実証事業を開始したと発表した。
■背景
このような背景のもと、エクサホームケアは、通所介護事業所、小規模多機能型居宅介護事業所、福祉用具事業所等の介護に関連する多職種の事業者向けに、デジタルを利活用した非接触での新しい情報連携の実現に向けて、藤沢市と共同で歩行分析AIサービス「CareWiz トルト」を活用した実証事業を開始した。
本取り組みでは、藤沢市に所属する介護事業所に実証事業期間中「CareWiz トルト」を無償で提供し、歩行解析及び共有機能を多職種連携に活用することで、同市における介護現場の間接業務の短縮に伴う直接ケア業務時間の拡大及びタイムリーかつわかりやすい情報連携による在宅医療・介護サービスの質の向上を図る。これにより、同市に所属する介護事業所の情報連携コストを下げながら利用者の健康状態維持を両立することを目指すとのことだ。
■実証事業概要
本事業の実施にあたり同市内の介護サービス事業所における現状を把握するため、エクサホームケア及び藤沢市の両者で必要な調査等を実施
(2)介護サービス事業者の選定
本事業に参加する同市内の介護サービス事業者をエクサホームケア及び藤沢市の両者で選定
(3)「CareWiz トルト」の導入・運用
本事業に参加する介護サービス事業者に向けて「CareWiz トルト」を導入し、必要に応じて操作方法をレクチャーしながら現場で運用
(4)データ分析
本事業の実施期間中に取得したデータの分析及び効果検証の実施