リコーとサイボウズ、国内外でのDX加速を目指しデジタルサービス事業に関する業務提携に合意
2022/4/27
株式会社リコーは、サイボウズ株式会社と、国内外での伴走型サポートによるDX(デジタルトランスフォーメーション)加速を目的に、デジタルサービス事業に関する業務提携に合意したと発表した。
さらに、リコーグループのグローバルでの顧客基盤やサポート力をいかし、2022年内に北米、その後、欧州での提供へと順次、展開地域を拡大する計画だという。リコーが長年の事業展開で培ったチャネルを有効活用しながら、「kintone」の魅力を世界に届け、2025年度までに100億円規模のビジネス創出を目指すとのことだ。
■業務提携の背景
サイボウズの「kintone」はデータベースとプロセス管理、コミュニケーションの機能を併せ持ち、プログラミングの専門知識がなくても容易にシステムが構築できるというローコード・ノーコードの特性から、「現場の人が主体の業務改善」を支援するツールとして、利用者や利用シーンが拡大している。そこで、リコーが強みとするグローバルでの直売を中心としたチャネル・サポート網を通じ「kintone」を幅広く提供することで、国内外のあらゆる企業や組織のDXの加速を支援することができると確信し、今回の業務提携に至ったとのことだ。
サイボウズが有する、ローコード・ノーコードの開発力と、リコーのグローバルでのチャネル・サポート体制による課題解決力を掛け合わせ、「リコーブランド版kintone(仮称)」および、運用面でのニーズに合わせた伴走型サポートを通じ、顧客のDXにおける課題解決に貢献するとのことだ。