Skyland Ventures、Web3に特化した総額50億円規模のVCファンドを設立し投資を開始

Skyland Ventures(以下、SV)は、新ファンドとしてSkyland Ventures 4号投資事業有限責任組合(以下、SV4号ファンド)を設立し、新規投資を開始したと発表した。

SV4号ファンドでは、これまでのインターネット領域全般のVC投資に加え、2021年以降世界中で大きな話題・事業トレンドであるWeb3(Crypto・NFT・Blockchain)分野において国内外のスタートアップへのエクイティ及びトークンでの投資を積極的に行うという。

2021年12月の、SV初のWeb3投資である、あるやうむへの投資や、創業から関与した投資先で2022年4月にIEO計画・トークン発行を発表したナナメウエへの関与の経験から、スタートアップを運営する起業家の動向からWeb3分野の今後の市場成長の可能性を強く感じ、Web3(Crypto・NFT・Blockchain)分野へ特化したファンドとして総額50億円を組成するとのことだ。また、SV4号ファンドは2022年4月時点で7億円の出資コミットメントに至っているという。

■Web3(Crypto・NFT・Blockchain)分野の市場について

2022年4月時点において日本国内のWeb3(Crypto・NFT・Blockchain)領域のスタートアップの資金調達事例は数えるほどしかない現状だというが、グローバルでは以下のチャートのように、2021年4Qでは$10B以上・500件以上のスタートアップがVCからの資金調達を受けているという。SV4号ファンドでは、Web3スタートアップを多数インキュベーションする事で世界市場へより良いプロダクトを届けたいと考えているとのことだ。
出典元:プレスリリース

■SV4からのWeb3分野の新規投資に関して

Skyland Ventures4号ファンドから、既にWeb3分野のスタートアップ6社へ投資もしくは投資合意に至っているという。Web3スタートアップとして、ゼロから始まった会社もあれば、既存の投資先からWeb3領域への転換を支援し追加投資に至った会社も含まれているとのことだ。
出典元:プレスリリース

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