市場分析サービス「Astrategy」、AIで「将来年表」を自動でまとめる機能の提供を開始

ストックマーク株式会社は、自然言語処理技術を活用した市場分析サービス「Astrategy」において、キーワードを入力するだけで、WEB上のオープンデータから関連する企業の将来活動を把握できる「将来年表」の提供を開始したと発表した。

本機能により、新規事業開発や製品開発における市場分析を効率化し、バックキャスティングによる企画立案を容易にすることで、企業の事業創造活動を支援する。

■「将来年表」開発の背景

近年、SDGsやESG経営、脱炭素社会の実現など、中長期的な達成目標に向けた活動への比重が高まりつつある。これまで以上に将来起こり得る事象を踏まえて、企業活動を行っていくことが重要になる。一方、社会環境と技術は類を見ないスピードで変化し続けており、市場の細分化と複雑化は顕著となっており、現在の市場概要の把握は困難を極め、将来動向を踏まえた新規事業開発や製品開発を実現するには、多くの情報収集活動を強いられているのが現状だという。そこで、将来動向を踏まえた企画立案を実現し、企業の事業創造活動を支援する目的で本機能を開発したとのことだ。

■「将来年表」について

出典元:プレスリリース
本機能は、調査を実施したいキーワードを入力するだけで、WEB上に公開されているオープンデータから「いつ」「どの企業が」「どのような取り組みを」予定しているのかを時系列で表示する機能だ。これまで膨大な時間をかけて調査を行う必要があった将来動向の分類・整理を自然言語処理技術によって実現。特定の企業群に絞った将来年表の生成やレポートとして出力することもでき、新たな事業機会の発見や競合企業との差別化の検討に活用することが可能となる。

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