大分県大分市で「デジタル商品券発行スキーム」を活用した電子商品券「おおいたPay」が提供開始

株式会社アイリッジは、同社の連結子会社でフィンテック事業を展開する株式会社フィノバレーがシステム提供と開発支援を行う「デジタル商品券発行スキーム」採用の第1号事例として、2022年6月1日より、大分県大分市の電子商品券「おおいたPay」が提供開始されると発表した。

■デジタル商品券発行スキームについて

「デジタル商品券発行スキーム」は、株式会社大分銀行と県内のITベンダーである株式会社オーイーシーが2020年10月13日から取扱を開始した、短期間でデジタル商品券の取扱を可能にする枠組みだ。システムはフィノバレーのデジタル地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」をベースに構築しており、デジタル商品券を発行したい自治体等は、本スキームを利用することにより最短2ヶ月でデジタル商品券の取扱が可能になるという。
出典元:プレスリリース

■おおいたPayについて

「デジタル商品券発行スキーム」採用第1号事例となる「おおいたPay」は、大分県大分市のプレミアム付商品券事業のデジタル版として提供される電子商品券だ。大分県内在住者を対象として、購入額に30%のプレミアムが付く商品券を販売することで、市民等の消費喚起と市内事業者の売上拡大を図る。ユーザーは「おおいたPay」アプリをダウンロードして現金をチャージすることで、大分市内の「おおいたPay」加盟店でキャッシュレス決済が行えるようになる。提供開始時点では県内の老舗百貨店を含む飲食店や物販店など約2,000店舗で利用できる予定だ。株式会社セブン銀行とATM提携を行っており、全国のセブン銀行ATMで原則24時間365日、スマートフォンで簡単に現金チャージが可能だ。

■おおいたPay概要

販売期間:2022年6月1日(水)~6月18日(土)
使用期間:2022年6月1日(水)~8月31日(水)
対象者:
大分県内在住で、以下のいずれかに該当する人
・2022年5月9日(月)~5月18日(水)までの事前申込期間にて当選済みの人
・2022年6月1日(水)~の追加募集に先着順で当選した人
利用可能店舗:市内の飲食店・物販店など約2,000店舗
チャージ可能場所:全国のセブン銀行ATM
交換単位:1円=1コイン

Article Tags

Special Features

連載特集
See More