質問者不要で数百の候補からランダムに質問が表示される質問箱サービス「nock」が正式リリース

TwitterなどのSNSで質問を募集できる「質問箱」系サービスはフォロワーと気軽にコミュニケーションが取れるツールとしていまだ人気な一方、「登録したからといって誰でも質問をもらえるわけではない」という課題を抱えている。過去には「自作自演での質問・回答が数十万件存在する」ことが質問箱サービスの運営者から暴露されるという事件もあったという。そのような状況に対応するべく開発された新しい形式の質問箱がnock（ノック）だ。nock（ノック）ではフォロワーに質問を募集する必要はなく、「天から降ってきた質問」に答えるだけで「質問と回答」形式のコンテンツを発信することができる。

また、nock（ノック）では過去に投稿された他のユーザーの回答を閲覧することもできるため、回答に迷った際には他のユーザーの回答を参考にして回答することもできる。

「nock（ノック）」の利用方法
（1）Twitterでソーシャルログイン
（2）天から質問が降ってくる（数百の候補からランダムに質問が表示される）
（3）質問に回答してSNSで共有

フォロワーからの質問は集まらない、かといって自作自演をするわけにもいかないのであれば、どこかから質問が現れてくれれば良いのではないかと考えたのが開発のきっかけだという。nock（ノック）で表示される質問には「お金があったら何に使う？」というありきたりなものから「時空を超えて誰にありがとうと伝えたい？」といった変わったものもある。これらの質問への回答はSNSへの投稿のネタになるだけではなく、時としてユーザー自身に新しい気づきを与えるきっかけになると考えているとのことだ。