ホテル市場のサービスをマッピングした「ホテル業界マップ 2023」が公開

メトロエンジン株式会社が運営するホテル特化型メディア「HotelBank(ホテルバンク)」は、最新版「ホテル業界マップ 2023」を作成し、2022年6月14日より無料で公開したと発表した。

■「ホテル業界マップ 2023」作成の背景

新型コロナウイルスの流行により、ホテル業界は苦境に直面している。2022年には県民割や都民割が開始され、7月以降からはGo Toトラベルが再開されるとの見通しだが、未だ宿泊施設の集客や稼働率に対する課題はあり、完全な回復はまだ期待できていないという。

ホテル業界を取り巻く環境が大きく変化する中、ホテル・宿泊事業関係者はその変化に対応すべく、運営方針の転換や新たな取り組みを行う必要がある。そこで、メトロエンジンは少しでもホテル事業関係者・宿泊事業への新規参入を検討している人・ホテルや旅館などの宿泊施設に興味がある人の役に立つため、独自の観点からホテル市場の各分野で実績がある企業・サービスをピックアップし、「ゲスト・旅行者」と「ホテル・宿泊事業者」の二軸からカテゴリ別にマッピングした、「ホテル業界マップ 2023」を作成したとのことだ。
出典元:プレスリリース

■2023年 国内ホテル業界のトレンド

2023年のホテル業界では、新型コロナウイルスを契機とした人員削減による固定費縮小により、業務自動化の傾向がより強まると見込まれている。具体的には、複数の宿泊予約サイトとホームページ予約システムを一括で管理できる「サイトコントローラー」や、ホテルの評価や口コミの管理や分析のできる「レピュテーションマネジメント」、客室単価設定をAIで自動化できる「レベニューマネジメント」といったサービス導入だ。これらの自動化サービスを活用することで固定費削減を実現できるだけではなく、作業時間を大幅に短縮し、より魅力的な価値を創出するクリエイティブな業務に時間を使うことも可能となるとのことだ。

■新たなカテゴリの追加

今回の「ホテル業界マップ 2023」では、「複合型ソリューションサービス」のカテゴリを新たに追加。「複合型ソリューションサービス」とは、オペレーション業務の自動化を可能にする複数のサービスを1つにまとめソリューションとして提供するサービスのことだ。自動化したい業務内容によって1つ1つツールを導入する必要がなく、包括的に業務の効率化と利益の最大化を図る。

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