建設業向け請求書処理業務DXサービス「Digital Billder/デジタルビルダー」が一般提供を開始

燈株式会社は、建設業向け請求書処理業務DXサービス「Digital Billder/デジタルビルダー」の一般提供を開始したと発表した。

燈は、産業が抱える課題を起点に、AIを中心とする最先端テクノロジーによって未来を実装する東京大学/松尾研究室発のAIスタートアップ企業。これまで多数の建設会社と協業によるDX推進プロジェクトを実施するなど、最先端技術を用いた建設DXに取り組んできた。そのような中で建設業界に通底する課題である煩雑な請求書の処理業務を効率化するため、20社以上の建設会社と協働で建設業向けに特化した請求書処理業務DXサービス「Digital Billder/デジタルビルダー」を開発した。現在既に付き合いのある建設会社が利用しているDigital Billderを一般提供する。

■Digital Billderが解決する建設会社が抱える請求書処理業務の課題

建設会社には協力会社から毎月大量の請求書が届く。しかし多くの建設会社は依然紙で請求書を受領し、社内で処理を回しているという。そこには協力会社ー本社ー現場間での郵送・開封や運搬など請求書の移動にかかる手間、工事ごとの仕分けやステープラ留めなど請求書の整理にかかる手間、各社で利用している原価管理システムや会計システムに請求書情報を手入力する手間などが大量に発生している。Digital Billderはこれらを全て自動化し、建設会社の請求書処理業務を大きく効率化するとのことだ。
出典元:プレスリリース

■Digital Billderの特徴

近年、電子帳簿保存法の改正などを背景に、請求書の電子化による業務効率化は日本全体で進みつつある。しかし多くの建設会社は依然として紙で請求書処理業務を行っている。その理由は建設業界の請求書処理業務は他業界のものと比べて非常に特殊性が強く、建設業界に特化したサービスでなければ業務フィットが難しいという点にあったという。そこで同社は、建設業向けに特化した請求書処理業務DXサービスを建設会社と協働で開発することで、建設業界の請求書処理の電子化・効率化を実現。具体的には工事ごとの整理や各社ごとに異なる建設業界特有の請求書項目への対応、さらには出来高調書などの添付資料をまとめて取り扱うことが可能だ。また協力会社の操作は非常に簡単で、同社でその操作を代行することも可能なため、協力会社をデジタル化に巻き込めないという課題も克服しているとのことだ。
出典元:プレスリリース

Article Tags

Special Features

連載特集
See More