「クライメートテック カオスマップ 2022」が公開

アスエネ株式会社が運営する、CO2排出量見える化・削減クラウドサービス「アスゼロ」は、クライメートテック(Climate Tech)企業・業界をまとめたカオスマップを公開したと発表した。

■クライメートテック(Climate Tech)とは

世界的な気候変動の問題を解決するため、CO2排出量の削減や地球温暖化の影響への対策を講じる革新的なテクノロジーのことだ。

■クライメートテックカオスマップ作成の背景

菅前内閣総理大臣が、2020年10月の所信表明演説で掲げた「2050年カーボンニュートラル宣言」以降、日本でもCO2削減などで気候変動問題の解決を推進できるクライメートテック領域の企業・サービスが増えてきた。特に、再生可能エネルギー電力やCO2排出量可視化分野などはその代表格だ。IPCCの報告書によると、地球温暖化の問題は今もなお課題となっており、この領域のニーズは今後もさらに高まると予想される。同社は、ミッション「次世代によりよい世界を」のもと、企業の脱炭素経営を実現するためのサービスを提供している。同様の想いを掲げる企業・ブランドとともに、クライメートテック市場の活性化を図り、カーボンニュートラルを実現したいという想いから、今回の「クライメートテックカオスマップ2022」の作成に至ったという。クライメートテックの周辺領域で活躍するスタートアップや新規技術を中心にピックアップしているとのことだ。
出典元:プレスリリース

■クライメートテックカオスマップの特徴

1. メディア
各企業で、ESGやサステナビリティ関連のアクションを求められるようになってきたことにより、情報収集ができるメディアが増えている。

2. 脱炭素電力・エネルギー
再生可能エネルギーを主軸とした脱炭素電力やエネルギーのビジネスは、2016年ごろから徐々に増加し、シェアを伸ばしている。

3. CO2見える化・算定サービス
2021年より、CO2排出量の見える化ビジネスが増大し、政府や企業からも注目を集めている領域。今回は、実利用が広がるプロダクトを厳選している。

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