ソニーネットワークコミュニケーションズとスキルアップAI、新たなDX推進研修サービスと教育プログラムを提供へ

ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社とスキルアップAI株式会社は、ソニーネットワークコミュニケーションズが提供する予測分析ツール「Prediction One(プレディクション ワン)」と、スキルアップAIが有するAIのビジネス活用を実現する「専門的な講師陣」による新たなDX推進研修サービスと教育プログラムの提供を、2022年9月9日より開始すると発表した。

■連携に至った背景

昨今、企業におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)への関心が急速に高まっている。AI活用の面では、データサイエンティストを中心とした従来型のものから、 非専門家層も含めた全社的な取り組みへとシフトしているという。これに伴い、多くの企業では、AI人材の社内育成にむけて新しい知識やスキルの教育を行うリスキリングのニーズが高まっている。

ソニーネットワークコミュニケーションズが提供する「Prediction One」は、機械学習やプログラミングなどの専門知識がなくても数クリックの簡単な操作で予測分析ができるツールだ。一般ユーザのパソコンからシンプルで直感的なインターフェースを通じて利用することができ、申込企業社数は累計で28,000を超えているという。また、スキルアップAIは、これまで累計540以上の企業・自治体のAI導入やAI活用を教育そして組織構築の面から支援してきた。実務経験豊富な講師陣によるハンズオン形式(体験学習)の教育プログラムが好評とのことだ。

今回、非専門家でも数クリックで使えるリーズナブルなツール「Prediction One」と専門性の高い講師陣を有するスキルアップAIが双方の知見を活用することで、AI人材育成に悩む企業の支援をさらに強化したいという思いから連携することとなったとのことだ。
出典元:プレスリリース

■連携内容

・「Prediction One」のDX推進研修サービスにスキルアップAIの専門講師が加わり、サポートを強化

「Prediction One」では、2021年12月より人材育成サービス「DX推進研修サービス」を提供している。一般的なAIの知識に加えて、顧客のデータを利用したハンズオン形式で研修を行うことで、より現場に踏み込んだAI活用の支援を行っている。

今回、チームにおけるアイデア出しから現場での活用方法の策定までを行う「フェーズ4」において、豊富なAIの実務経験があるスキルアップAIの専門講師が加わることでサポート強化を実現する。講師が伴走することで、学びをゴールとせず、参加者のビジネスの現業・課題の整理から、その内容をもとにしたAIプロジェクトの企画、PoC(実証実験)の立案までを支援するため、より包括的で実践的なAI人材育成サポートが可能とのことだ。
出典元:プレスリリース
・スキルアップAIの教育プログラムに「Prediction One」を活用

スキルアップAIでは、9月9日より、「Prediction One」を活用した新たな教育プログラムを提供開始する。本プログラムでは、「Prediction One」を活用したPoC体験を通じて、実際のAIプロジェクト推進イメージを掴むとともに、講座終了後すぐに現場で実践できる力を養う。今後展開する「現場で使えるAIプランニング・プロジェクト推進基礎講座(Prediction One活用編)」では、AIプロジェクトの企画・推進の手法を学び、ケースデータに対して「Prediction One」を活用したPoCを実施する。

スキルアップAIが有する講師陣、教育システムのノウハウ、実践的なプログラム設計・運用能力と、「Prediction One」を組み合わせることで、座学にとどまらない実践的な学びが可能となり、即戦力となるAI人材の育成を実現する。そして、非専門家層も含めたAI人材の育成により、顧客企業におけるAI活用を推進する。

今回のプログラム開発・提供を皮切りに、今後、人材育成~PoC~現場運用を包括した新規ソリューション開発の検討も行い、AI活用ができる人材開発・AI活用導入を支援していく方針だという。

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