ヤマト運輸、クロネコメンバーズ会員向けスマホ決済サービス「にゃんPay」を公式アプリに追加

ヤマト運輸株式会社は、スマートフォン対応の新たな決済サービス「にゃんPay(にゃんぺい)」を、2022年9月12日から「ヤマト運輸公式アプリ」に追加すると発表した。

■背景および目的

近年、個人の決済手段として、クレジットカードやデビットカードにくわえ、電子マネーや二次元バーコード決済など、キャッシュレス決済が普及している。ヤマト運輸は、2007年から直営店やセールスドライバーによる荷物集荷時の決済手段として電子マネー対応を開始し、2021年4月からは6種類の二次元バーコード決済にも対応している。また、クロネコメンバーズ向けには、2011年から「クロネコメンバーズ電子マネーカード」、2014年からヤマト運輸独自のプリペイド型電子マネー「クロネコメンバー割/クロネコメンバー割BIG」、2019年から宅急便の発送手続きをスマホで完結できる「宅急便をスマホで送る」など、顧客の利便性向上に向けた取り組みを推進している。

今回、スマホ対応の新たな決済サービス「にゃんPay」を「ヤマト運輸公式アプリ」に追加し、クロネコメンバーズ向けにお得な割引サービスやさらなる利便性向上をはかる。本サービスは、株式会社みずほ銀行のハウスコインを活用しており、全国の金融機関と接続した安心安全なキャッシュレス決済を提供する。
出典元:プレスリリース

■「にゃんPay」の特長

(1)宅急便運賃割引
荷物発送時の支払いで宅急便運賃から12%割引する。

(2)「ちょうどチャージ」機能
「ちょうどチャージ」を事前に設定しておくと、残高不足時に登録済みの金融機関口座から、不足金額のみ自動チャージ(500円以上は1円単位)されるため、チャージ金額を余すことなく使い切ることができる。

(3)全国140以上の金融機関に対応
登録可能な金融機関口座を持っていれば、誰でも利用できる。

(4)セキュリティ対策
金融機関口座の登録時に各金融機関サイトでの認証手続きにくわえ、にゃんPay独自の多要素認証(MFA)により、他人による不正なアカウント開設・金融機関口座の登録を防止する。また、銀行業務や決済サービスで培った不正監視のノウハウを持つみずほ銀行がモニタリングを行い、不正を検知した場合は利用停止処置を取るなど、被害の未然防止・拡大防止をはかる。

にゃんPay画面イメージ:ヤマト運輸公式アプリ
出典元:プレスリリース

■「にゃんPay」概要

サービス名称:にゃんPay(にゃんぺい)
サービス提供者:株式会社みずほ銀行
利用方法:クロネコメンバーズ会員かつ、ヤマト運輸公式アプリから「にゃんPay」を新規登録(無料)
利用できる商品・サービス:宅急便の運賃、包装資材の料金など
利用できる場所:ヤマト運輸直営店、セールスドライバーによる集荷時
残高上限額:20,000円
支払い・チャージ上限額:1日あたり20,000円
チャージ方法:全国140以上の金融機関口座
支払い・チャージ手数料:無料

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