福島県会津若松市、農産物の需給マッチングプラットフォーム「ジモノミッケ!」をスマートシティ推進事業に採用
2022/10/11
凸版印刷株式会社は、農産物の生産者と地域の実需者を専用のアプリ上でつなぎ、生産と需要の情報をマッチングするプラットフォーム「ジモノミッケ!」を開発し、福島県会津若松市とその近隣地域で2022年9月まで実証実験を行ってきた。今回、会津若松市における「複数分野データ連携の促進による共助型スマートシティ推進事業」の「食・農業」分野の取り組みとして「ジモノミッケ!」が採用され、2022年10月11日よりスマートシティのデータ連携基盤である「都市OS」との連携を開始すると発表した。
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■採用の背景
「ジモノミッケ!」はAiCTコンソーシアム「食・農業ワーキンググループ」活動の一環として、凸版印刷が開発した農産物の需給マッチングプラットフォームだ。2022年7月11日から9月30日にかけて行われた実証実験には、会津若松市とその近隣地域から、30の生産者と、宿泊施設、介護施設、飲食店、食品加工業者、小売店など30の実需者が参加した。参加者からは、規格外品の取扱いや受発注の可視化による「食品ロスの削減」や、地域内流通の最適化と梱包の簡易化による「生産者負担の軽減」に対し、その効果を期待・実感する声が得られ、本サービスの有用性が確認できたとのことだ。