東京都渋谷区、タレントマネジメントシステム「カオナビ」を導入

株式会社カオナビは、東京都渋谷区がタレントマネジメントシステム「カオナビ」を導入し、運用を開始したと発表した。

■導入の背景

「ちがいを ちからに 変える街。」を基本構想に掲げる渋谷区は、同性パートナーシップ制度を盛り込んだ条例を制定するなど、多様性を尊重する自治体として知られている。また、AI等の最新技術を活用し、早期からDXを推進してきた自治体としても有名であり、テレワーク環境の整備やペーパーレス化、さらには、スマホアプリを活用した各種証明書の請求や税金・保険料納付の取り扱いなど、様々な行政DXを推進しているという。

こうした行政DXの一環として、渋谷区は2019年策定の「人財育成基本方針」に基づいた人事分野におけるDXにも着手している。その人事DXの目的は、職員一人ひとりが能力を磨き、個性を発揮できる人材育成の推進だ。この目的の実現に向けて、職員の個性を可視化する人材情報のデータベース化、人事評価や配置検討などの人事業務の効率化、職員のモチベーション向上、これらの実現を要件としてシステムを選定。その結果、メンバーの個性・才能を発掘し、戦略人事を加速させるタレントマネジメントシステム「カオナビ」を導入することとなったとのことだ。

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