大東建託、AIがおすすめの居住地を提案する無料診断コンテンツ「みんなのAI ピッタリ街診断」の提供を開始

本コンテンツは、ユーザーが年齢や年収、ライフスタイル、住みたい街のタイプといった29の質問に回答することで、AIが「いい部屋ネット 街のすみここちランキング」で収集した約64万件の居住満足度調査データを解析し、居住地としておすすめの街を提案するものだ。本コンテンツの統計モデルは、同社賃貸未来研究所・AI-DXラボ所長の研究成果を発展させ、一橋大学ソーシャル・データサイエンス教育研究推進センターの西颯人特任助教と共同で構築したものだ。診断結果として表示するエリアは、「全国」「首都圏」「関西」から選ぶことができ、同社コーポレートサイトから誰でも利用できる。

新型コロナウイルス感染症の流行をきっかけとした移動制限、そしてオンラインコミュニケーションツール、VRといったIT技術の発達などを背景に、賃貸住宅の部屋探しや居住地選びをオンライン上で行う人が増えているという。一方で、特に進学や就職をきっかけに知らない街へ引越しをする際、通勤・通学時間や家賃といった定量的な条件で希望エリアを絞り込むことはできても、自身の趣向やライフスタイルに合った生活満足度の高い街を選ぶことは簡単ではない。同社では2019年より、大規模居住満足度調査「いい部屋ネット 街の住みここちランキング（以下、住みここちランキング）」を実施している。この調査によって蓄積された累計64万人分の居住満足度データを活用し、ユーザーの趣向やライフスタイルに合う街を提案できれば、入居者の快適な暮らしに繋がるとともに、同社の不動産事業における成約率や提案効率の向上に繋がると考え、今回の無料診断コンテンツ開発に至ったとのことだ。

本コンテンツの診断結果は、「全国」「首都圏」「関西」エリアから選んで表示することができる。また、都市部においては、住まいを探す際に「駅・エリア」「駅からの距離・所要時間」を重要視する傾向があることから、「首都圏」「関西」エリアを選んだ場合は、駅単位でも診断結果を表示することができる。無料診断は、同社コーポレートサイトから利用できるほか、大東建託リーシング株式会社が提供する不動産ポータルサイト「いい部屋ネット」から利用すると、診断結果から直接部屋探しを開始することも可能だ。