ビズリーチ、クラウド経費精算システム「HRMOS経費」を提供開始

株式会社ビズリーチは、同社が運営する人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」シリーズが、クラウド経費精算システム「HRMOS経費」を提供すると発表した。

同社が運営する「HRMOS」シリーズでは、採用管理、勤怠管理、従業員データベース、目標・評価管理、組織診断サーベイ、1on1支援機能などを提供している。本シリーズに「HRMOS経費」が加わることで、将来的に「HRMOS」シリーズで管理する最新の従業員データベースと連携し、効率的な申請・支払い業務の実施や、申請者・承認者がより使いやすい管理画面の提供など、経理担当者だけではなく従業員の生産性向上を支援する。

企業の経理業務を取り巻く環境は、近年の法改正の影響で大きく変化している。2023年10月のインボイス制度(適格請求書等保存方式)の導入により、経理は義務化される適格請求書の交付および保存や、制度導入による税額の計算の変更への対応が迫られている。また、電子帳簿保存法改正が施行され、2024年1月から全ての企業が電子データで受領・発行した領収書や請求書を電子データで保管できる対策を講じておかなければならず、対応のための業務が煩雑化しているという。そのような中、業務を効率化する有効な手段として経費精算システムの導入が挙げられるが、中堅・中小企業では、請求処理の約4割、経費精算の約3割を表計算ソフトや紙で対応しており、いまだシステム導入が行われていないという。その理由の一つとして、システム導入には費用や運用のコストがかかることや、自社の経費精算フローにあわせたシステムの導入をすることが難しい点が挙げられるとのことだ。
出典元:プレスリリース

■クラウド経費精算システム「HRMOS経費」について

「HRMOS経費」は以下3点の特徴を備えており、法改正への対応だけではなく、顧客の状況にあわせ導入コストを抑えた柔軟な経費精算システムの導入を実現することが可能だ。

「HRMOS経費」の特徴
(1)法改正への対応
「HRMOS経費」は2010年より電子帳簿保存法の対応を開始し、現在では2022年1月に施行された電子帳簿保存法改正の要件にも完全対応している。また、2023年10月のインボイス制度の導入への対応に向けて機能をアップデート予定だ。

(2)コストを抑えて導入できる
「HRMOS経費」は、初期費用0円・月額費用29,000円~(税別)という安価で多彩な機能を利用できる。

(3)顧客の状況に応じた柔軟なシステム導入
「HRMOS経費」は、22年の実績がある経費精算システムで、これまでに顧客の要望に応えながら開発した機能が多く搭載されている。顧客の経費精算業務の状況に応じた細かい対応と、様々な会計システム等とのデータ連携ができる柔軟なシステムだ。
出典元:プレスリリース
出典元:プレスリリース
「HRMOS」シリーズに「HRMOS経費」が加わることで、経理と人事で分散していた業務や従業員情報を将来的に連携させるという。例えば、HRMOSタレントマネジメントが提供する従業員データベースと連携することで、申請・承認フローや支払い業務を常に最新の従業員情報で対応できるようになる。その他にも、経費申請や勤怠管理などの承認画面を一元化してより使いやすくすることで、経理だけではなく従業員の業務の効率化・生産性向上につなげられるとのことだ。

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