Bonds Investment Group、SX(Sustainability Transformation)スタートアップ企業に特化した新ファンドを設立

Bonds Investment Group株式会社(以下、BIG)は、SXスタートアップ企業への投資に特化した新ファンドを設立したと発表した。

■SX(Sustainability Transformation)とは

「SX(Sustainability Transformation)」とは、社会のサステナビリティと企業のサステナビリティを「同期化」させていくこと、及びそのために必要な経営・事業変革(トランスフォーメーション)を指す。社会のサステナビリティと企業のサステナビリティの同期化とは、企業が社会の持続可能性に資する長期的な価値提供を行うことを通じて、社会の持続可能性の向上を図るとともに、自社の長期的かつ持続的に成長原資を生み出す力(稼ぐ力)の向上と更なる価値創出へとつなげていくことを意味する。
出典元:プレスリリース

■新ファンド組成の背景

「SX」実現のためには、企業、投資家など、インベストメントチェーンに関わる様々なプレイヤーが、持続可能な社会の構築に対する要請を踏まえ、長期の時間軸における企業経営の在り方について建設的・実質的な対話を行い、それを磨き上げていくことが必要となる。日本にはまだSX企業に特化したファンドは少ないのが現状であり、同社が先進的な事例となることで、SXの実現に向け、加速することができ、日本を代表するプレゼンスを発揮できる可能性があると捉えているという。未来有望なSXスタートアップの発掘と支援をすることで、SX社会で先陣を切れる企業を育て、持続的社会への間接的な貢献を目指すとのことだ。

■SXファンド概要

BIGでは、BIG1号、2号ファンド設立以来、「IT×産業」をテーマに掲げ、「日本の社会課題解決、社会変革」に挑戦するスタートアップ経営者・企業を支援してきた。本SXファンドでは、社会課題・社会構造を変⾰し解決し得るサステナブルな事業を推進する、アーリー・ミドルステージのスタートアップを投資対象とし、すべてのステークホルダーとともに、持続可能かつ大きな産業創造に挑み、同社のミッションである「大きな社会課題解決に挑戦、大きな事業を生み出し成長させる」を目指す。SX企業に特化したファンドは、BIG初の試みだ。今回のSXファンドの組成により、BIG投資チームが扱う累計運用額は、200億円を突破したとのことだ。

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