神奈川県小田原市、NEC、Hamee、otta、「おだわらっ子見守りサービス導入に関する協定」を締結

Hamee株式会社は、神奈川県小田原市および小田原市教育委員会、株式会社otta、日本電気株式会社(以下、NEC)と「おだわらっ子見守りサービス導入に関する協定」を2023年1月31日に締結したと発表した。

■協定締結の背景

Hameeは、子どもを持つ保護者の見守り課題を解決するキッズスマホの開発・販売、通信サービスを提供しており、2022年9月に今後のサービス強化に向けて見守りサービスを展開するottaと事業連携を開始した。事業連携を通じて、親だけではなくITの力により地域全体で子どもたちを見守る新しい仕組み「MIELS(ミエルス)構想」の実現を目指している。

今回、両社の事業連携をきっかけに、Hameeが本社を構える神奈川県小田原市におけるottaの「見守りサービス」導入が決定。小田原市と「デジタルまちづくり」のための包括連携協定を締結しているNECを加えた4者による協定締結に至ったとのことだ。
出典元:プレスリリース

■協定の概要

・サービス対象地区及び対象者
小田原市内の公立小学校に就学する児童及びその保護者を対象に、今春より先行して3校でサービスの提供を開始予定だ。在籍する児童のうち希望する人全員にottaの見守り端末を無償で配布する。

・役割分担
小田原市および小田原市教育委員会:
各小学校(教職員、PTAなど)に対し、同見守りサービスの案内と加入促進
対象児童へottaから無償提供される「見守り端末」の配布
関係機関、地域住民に対する専用アプリ「見守り人」のインストール協力依頼

otta:
「見守りサービス」の事業主体
システム構築に関する一切の業務(見守りスポット基地局設置、ルート設置など)

Hamee:
見守りサービスの環境構築、運営に関する補助

日本電気:
見守りサービスにより得られる非パーソナルデータを活用し、地域課題解決を目的とした研究

・otta「見守りサービス」とは
出典元:プレスリリース
全ての子どもたちに見守り端末を無償で配布し無料で利用できる緊急時のセーフティーネットを構築。見守り端末を持っている子どもが、見守りスポットを通過した記録と「見守り人」とすれ違った際に位置情報が記録される。

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