トランスコスモス、法人向けメタバース活用の専門組織「メタバース推進部」を新たに設置

トランスコスモス株式会社は、法人向けメタバース活用を推進するための専門組織「メタバース推進部」を新たに設置したと発表した。

これまで同社が推進していたTCI-DXサービスにメタバース領域を追加し、TCI-DXサービス forメタバースを提供する。

■背景と目的

令和4年に総務省が調査した世界のメタバース市場規模は2030年に約79兆円まで拡大すると予想されており、生活やビジネスにおいて大きな変革をもたらし、新たなコミュニケーションが確立されると考えられるという。今後企業や自治体におけるメタバースの取り組みがますます加速していく中で、多様なシーンでメタバースを活用したコミュニケーションの設計が必要とされる。同社は新たに設置した「メタバース推進部」を中心にメタバースに精通した社内および社外パートナーとの連携で幅広いサービスを提供するとのことだ。

■TCI-DXサービス forメタバース 概要

企業や自治体がメタバースを活用する際には、メタバースを活用してどのような取り組みをどういったプラットフォームで実現していくかが重要となる。同社はメタバース活用において、Web型メタバース提供をはじめ、各種メタバースソリューションの活用を企画・コンサルティングからプラットフォーム選定開発、集客、コミュニケーション支援、データ利活用までをワンストップで提供する。

サービス提供イメージ
出典元:プレスリリース
GCT JAPAN株式会社は、Web3・メタバース領域の事業展開においてソリューションを提供しており、メタバース領域では「バーチャル東京タワー」を運営する株式会社メタバースジャパンに対して、資本参加を通じたサービス開発や、その他パートナーと連携したメタバースソリューション開発に携わっている。トランスコスモスはこれまでさまざまな顧客企業のDXを推進し、顧客接点におけるコミュニケーションの知見を蓄積してきた。今回、メタバースサービスにおいて、GCT JAPANと業務提携することにより、GCT JAPANが有するメタバース・ブロックチェーンの技術をメインとする事業開発・コンサルティングの強みを融合し、技術的側面とビジネス的側面の双方よりアプローチすることが可能になるとのことだ。

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