「アンビエント発電」のGCEインスティチュート、「海外スタートアップ・エコシステム視察・交流プログラム」参加企業に採択
2023/2/21
株式会社GCEインスティチュートは、2023年2月15日~17日にアメリカのシリコンバレーで開催された「海外スタートアップ・エコシステム視察・交流プログラム」の参加企業に採択されたと発表した。
同社が開発を進めるアンビエント発電は、工場や発電所の排熱から室温・体温といった身の回りの環境熱を用いて永続的な発電を可能にする技術だ。日本では、現在年間20兆円分の燃料を輸入に頼っており、輸入したエネルギーのうち3割にあたる約6兆円分のエネルギーが、変換過程において排熱となり、未利用なままに処理されているという。そのような中で、アンビエント発電を活用することにより、将来的には、今後爆発的な普及が予想されるIoT電源、家庭やオフィス、工場など日常生活のあらゆるシーンでの電力源、発展途上国における自律分散電源としての活用などが期待されているとのことだ。