デジタルシフト社、データ活用のあらゆる業務を支援する「DS DATA Support」の正式提供を開始

また、本サービスは2022年2月からβ版として一部サービスの提供を開始し、小売業界を中心に、既に5社で導入されている。そして、Google Cloudが掲げる「データ利活用内製化を成功させるための4ステップ」を網羅していることや、幅広い支援実績、アナリスト育成トレーニングの内容を評価され、Google Cloudの内製化支援パートナーにも認定された。なお、本サービスの導入により、ユーザーから許諾を得たうえで企業が保有しているデータの活用における環境構築のみならず、自社が保有するデータを用いて自ら分析できる社員の育成、内製化に向けた継続的な知見の蓄積が可能となる。

昨今、デジタル化が加速する一方で、企業で取り扱うデータ量も増え続けている。そのため、データの管理が追い付かず、情報が連携されないサイロ化が起きている。これにより、データ抽出やメンテナンス業務に時間が割かれ、データ分析に専念できないといった課題に多くの企業が直面している。加えて、価値のあるデータが適切に管理・統合されないまま社内に散在し、ユーザー体験の価値向上に活用できるデータが眠ったままになってしまっている場合もある。さらに、これらの課題解決を期待されるIT人材も不足しており、人材の採用難やアウトソースにおける高額なコンサルティング料によって、データ活用を断念している企業も多くなっている。このような背景から、デジタルシフト社は、データ活用の内製化を伴走・支援するサービス「DS DATA Support」の提供に至ったとのことだ。

本サービスは、企業内のデータ環境の診断、初級者から上級者まで受講可能なアナリストのためのスキルアップ研修、データ分析の内製化に向けたBigQueryを活用した分析手法の講習やSQLの習得に向けたハンズオン型のサポート、販売促進につながるCDPやBIツールを用いたデータ環境の構築までを総合的に支援するサービスだ。個社ごとの状況に応じ、トレーニングだけの提供など、サービス内容をカスタマイズすることも可能だ。