アスクル、全社員を対象に「自社専用対話型生成AIツール」の運用を開始

アスクル株式会社は、自社専用対話型生成AIツールを全社に導入し、実業務で活用を開始したと発表した。

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■背景

近年、生成AIが急成長し、画像や文章等の生成に活用する動きが一般にも広まっている。同社でも、既にエンジニア業務のコード生成において「GitHub Copilot」を導入し、活用を継続するなど、AIテクノロジーを積極的に導入しているという。そこで今回、エンジニアのみならず全社におけるデジタルリテラシーの向上、および業務効率化を目的として、全社員が利用できる自社専用対話型生成AIツールの導入に至ったとのことだ。

■概要

本ツールは、Microsoft社が提供する「Azure OpenAI Service」を利用する自社専用対話型生成AIツールだ。社員は、本ツールにダイレクトメッセージを送ったり、メンションしたりすることで、チャットボットと対話が可能で、セキュリティが担保された環境で利用が可能だ。例えば、既存のチャンネルやグループで会話をする中で、チャットボットを会話に追加することができ、アイデア発案や文章の要約などを自社専用対話型生成AIツールに依頼することが可能だ。

今回の自社専用対話型生成AIツール全社導入にあたり、社内では教育体制を構築し、基本的な使い方やセキュリティ上の注意については全社員を対象に必須受講のオンライン学習を実施する。講座では、チャットボットへの質問のコツや質問の向き不向き等を習得する。また、社内勉強会の機会も設けることで、希望者はツールの特性や詳しい使い方についても学習が可能だ。実践も交えた講習とすることで、理解を深めると共に実業務での活用を促進する。
出典元:プレスリリース

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