ナレッジセンス、法人向けChatGPTサービス「ChatPro(チャットプロ)」にて、ChatGPTにリンク先を読み込ませWebページを学習させる機能をアップデート。複数URLの同時登録が可能に
2024/1/19
株式会社ナレッジセンスは、社内の独自データをChatGPTに追加学習できる「ChatPro(チャットプロ)」のオプション機能として提供中の「追加学習」機能にて、URLリンクを指定してWebページを学習させる機能のアップデートを行ったことを発表した。通常のChatGPTでは、URL読み込み事前に学習する機能はないが、「ChatPro」では、複数のURLリンクを読み込み学習した上で、そのページ情報に基づいて回答できるAIを簡単に作成することができるとのことだ。
◼︎背景
◼︎「追加学習」機能の特徴
◼︎「URL指定によるWebページ追加学習機能」機能の特徴
ChatGPTには、独自文書を読み込んで社内共有する機能はない(※2023年10月24日現在)。「ChatPro」の新機能「追加学習」プラグイン機能では、以下のファイル形式のドキュメントをアップロードし、それに基づいてAIが回答するよう設定が可能。
アップロード可能な独自データ形式:xls, txt, csv, doc, docx, pdf, html, URLリンクで特定のページを指定
また、複数ファイルの読み込み、複数のAIの作成、原稿用紙100万枚分まで(上限の引き上げも相談可)の学習が可能とのことだ。
ChatGPTのデメリットの一つには、回答生成に用いた情報が確認できないという点があります。「ChatPro」の追加学習機能では、回答に利用した社内データの参照を常に表示することが可能なので、いつでも元のドキュメントやリンク先のWebページを確認し、AIの回答をダブルチェックすることができる。
ChatPro「追加学習機能」導入についての詳細は、以下の紹介ページ参照。
https://chatpro.jp/function/on-your-data?utm_source=57
◼︎法人向けChatGPTサービス「ChatPro(チャットプロ)」とは
無料のスタータープランから、全てのプランで利用可能な共通の機能。
また、ビジネスプラン以上では、より高度なセキュリティ機能(シングルサインオン、禁止ワード登録、IP制限、履歴のエクスポート機能など)を追加料金無しで使用することができる。
2.プロンプトを社内共有できる機能など、豊富な独自機能
通常のChatGPTには見られないビジネス向けの機能が特徴。他にも、メンバーの一括管理機能、フォルダ&ドラッグ整理機能など、日々アップデートを重ねており、そのほとんどが、無料プランであっても適用されている。
3.「ChatPro」は初期費用が無料、最低利用期間の縛りがない
「使ってみないとわからない」というユーザーの気持ちに応えるため、導入のハードルをなるべく下げ、無料で利用可能な範囲を大きく広げている。