ナレッジセンス、法人向けChatGPTサービス「ChatPro(チャットプロ)」にて、ChatGPTにリンク先を読み込ませWebページを学習させる機能をアップデート。複数URLの同時登録が可能に

株式会社ナレッジセンスは、社内の独自データをChatGPTに追加学習できる「ChatPro(チャットプロ)」のオプション機能として提供中の「追加学習」機能にて、URLリンクを指定してWebページを学習させる機能のアップデートを行ったことを発表した。通常のChatGPTでは、URL読み込み事前に学習する機能はないが、「ChatPro」では、複数のURLリンクを読み込み学習した上で、そのページ情報に基づいて回答できるAIを簡単に作成することができるとのことだ。

◼︎背景

同社によると、ナレッジセンスの法人向けChatGPT「ChatPro」は、セキュリティなど企業向けの強みが注目され、東証プライム上場企業を含む大手企業等200社以上に導入されている。「ChatPro」の「追加学習」機能を利用することで、PDF等の社内ファイルや、公開URLを指定してWebページの内容を学習したChatGPTを作成することが出来る。この度、導入先企業の「URLリンクを複数一括登録することができるようにしてほしい」という要望から今回の改善を実装することを決定した。これにより、URLリンクを複数同時に登録し、Webリンクを学習したAIの構築ができるようになるとのことだ。

◼︎「追加学習」機能の特徴

出典元:プレスリリース
ChatGPTにWebページを読み込ませるには、「ChatPro」の追加学習機能を利用する。追加学習AIを作成する画面から、データソースとしてURLを指定することにより、「ページ内容に詳しいAI」を作成することができる。URLの指定は複数選択が可能とのことだ。

◼︎「URL指定によるWebページ追加学習機能」機能の特徴

株式会社ナレッジセンスは、セキュアな環境でチャットGTPを活用できる法人向けAIチャットボット「ChatPro」において、URLリンクを一括登録し、読み込ませる機能に対応したことを発表した。WebページをChatGPTにまとめて追加学習することで、より効率的なAIチャットボットの構築が可能になる。
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1.ChatGPTにもない独自機能 ― 自社データを取り込んだAIの構築 ―
ChatGPTには、独自文書を読み込んで社内共有する機能はない(※2023年10月24日現在)。「ChatPro」の新機能「追加学習」プラグイン機能では、以下のファイル形式のドキュメントをアップロードし、それに基づいてAIが回答するよう設定が可能。

アップロード可能な独自データ形式:xls, txt, csv, doc, docx, pdf, html, URLリンクで特定のページを指定

また、複数ファイルの読み込み、複数のAIの作成、原稿用紙100万枚分まで(上限の引き上げも相談可)の学習が可能とのことだ。
出典元:プレスリリース
2.回答の参照元も必ず提示、AIの嘘を見抜く
ChatGPTのデメリットの一つには、回答生成に用いた情報が確認できないという点があります。「ChatPro」の追加学習機能では、回答に利用した社内データの参照を常に表示することが可能なので、いつでも元のドキュメントやリンク先のWebページを確認し、AIの回答をダブルチェックすることができる。

ChatPro「追加学習機能」導入についての詳細は、以下の紹介ページ参照。
https://chatpro.jp/function/on-your-data?utm_source=57
出典元:プレスリリース

◼︎法人向けChatGPTサービス「ChatPro(チャットプロ)」とは

ChatGPTは、米OpenAI社が2022年秋にリリースした大規模言語モデル。ナレッジセンスの提供する「ChatPro」とは、セキュリティを強化した形でChatGPTを利用しつつ、コスト面でも優位性のあるサービスだ。ChatProは、企業・官公庁・総合大学など、多くの法人で導入実績がある。
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1.チャット内容をAIの学習から守る機能
無料のスタータープランから、全てのプランで利用可能な共通の機能。
また、ビジネスプラン以上では、より高度なセキュリティ機能(シングルサインオン、禁止ワード登録、IP制限、履歴のエクスポート機能など)を追加料金無しで使用することができる。

2.プロンプトを社内共有できる機能など、豊富な独自機能
通常のChatGPTには見られないビジネス向けの機能が特徴。他にも、メンバーの一括管理機能、フォルダ&ドラッグ整理機能など、日々アップデートを重ねており、そのほとんどが、無料プランであっても適用されている。

3.「ChatPro」は初期費用が無料、最低利用期間の縛りがない
「使ってみないとわからない」というユーザーの気持ちに応えるため、導入のハードルをなるべく下げ、無料で利用可能な範囲を大きく広げている。

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