イシン、注目の不動産関連スタートアップ企業50社「不動産テック50レポート」をリリース

イシン株式会社は、「不動産テック」分野の注目スタートアップや資金調達動向をまとめた「不動産テック50」レポートをリリースした。

■現在の「不動産テック」関連の概況

仲介業者を介した伝統的なビジネスモデルや業界に精通したIT人材の不足など、様々な要因から不動産業界はデジタル化が難しいと言われてきた。しかし、デジタルネイティブといわれるミレニアル世代やZ世代が住宅の賃貸・購入を検討する年齢に差し掛かり、より利便性が求められるようになったこと、また業界内でも業務効率化やビッグデータ分析等の要請が高まったことから、デジタル技術を活用したプロップテック(不動産テック)が近年急速に発展した。

加えて、パンデミック時の大規模な金融緩和による金利の低下を背景に、不動産売買がより盛んになり、インスタントバイヤー(iBuyer)というデジタル技術を活用した住宅転売ビジネスモデルが注目を集めた。金利の上がった現在では、資金調達コストの増加や住宅ローン金利の上昇による住宅購入熱の冷え込みもあり苦戦を強いられている企業もあるとのことだが、iBuyer企業が不動産売買をより便利で手軽なものに変革したことは確かだ。

また、オンライン上で手軽に物件探索・契約ができるプラットフォームや、不動産業者向けの物件管理・業務効率化ツールは日々進化を遂げており、これらの技術を活用した民泊ビジネスはアフターコロナ時代を迎えて再び活況を呈している。さらに家賃の高騰やリモートワークなど働き方の変化を背景にシェアオフィス・シェアハウスをはじめとしたスペースシェアリングにも注目が集まっている。

■「不動産テック50レポート」概要

出典元:プレスリリース
不動産テック50レポートでは、世界の不動産関連スタートアップの中から累計資金調達額トップ50社(2023年9月時点)をピックアップし、カテゴリーに分類して紹介している。

【10の注目カテゴリー】
「不動産売買・投資・金融」
 ・売買
 ・買い替え
 ・オーナー向け金融
 ・住宅ローン関連
 ・投資・投信
 ・セカンドハウス

「建物・スペース」
 ・開発・リフォーム
 ・スペースシェアリング
 ・民泊
 ・物件管理

「不動産テック50レポート」入手先
https://blitzportal.com/trend-books/proptech-50-a0jZVBj1

Special Features

連載特集
See More