サッポログループで業務工数削減を目的とした生成AIの試験導入を開始

サッポロホールディングス株式会社は、2月1日から株式会社Exa Enterprise AIが提供する「exaBase 生成 AI」を、サッポログループ各社の企画・管理系部門を中心とした約700名を対象に試験導入する。

■概要

「exaBase 生成 AI」はMicrosoft社が提供するGPTモデルを利用するSaaS形式のサービスだ。
今回の試験導入では、インプットデータが学習に利用されないこと、入力ログなどが確認できる管理ダッシュボードを持つことを踏まえ、同サービスを採用したとのことだ。

本試験導入では、日常的に多くの工数がかかっている業務の品質と生産性の向上を目指しており、利用者へのプロンプト集の提供、および活用スキルを身に付けた推進人財の育成により「exaBase 生成 AI」の活用定着を図る。プロンプト集はサッポログループのシステムや業務に合わせ、Exa EAI社と共同で開発した当社独自のものであり、例えば稟議文書の作成や校正など現場のニーズに応えることで年間約10,000時間の工数削減効果を見込んでいるとのことだ。

サッポログループでは「中期経営計画(2023~26)」において、事業戦略・財務戦略・サステナビリティを支える経営基盤として「DX」を重点活動の1つに位置付けている。

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