バカン、ニュース記事をトイレ個室内に配信する取り組みを共同通信デジタルと提供開始

​AIとIoTを活用してムダな「待つ」をなくすサービスを提供するスタートアップ、株式会社バカンは、株式会社共同通信デジタルと提携し、トイレ広告メディア「アンベール」にて、ニュース記事をトイレ個室内に配信する取り組みを開始したことを発表した。

■取り組みの詳細

共同通信デジタルは、ニュースを中心とした情報コンテンツをウェブ、SNS、サイネージなどのデジタル媒体向けに配信しているとのことだ。トイレは、利用者が集中してコンテンツを見やすいといった特徴があるため、アンベールを活用して情報価値の高いニュースを配信することで、利用者は忙しい日々の限られた時間の中でも、効率よくニュースを読むことができるようになるという。
出典元:プレスリリース

■導入の背景、目的

アンベールではこれまで、女性の健康課題に関する情報の提供や、お笑いコンテンツの配信など、トイレという日常的に利用するプライベート空間を通して、利用者の体験をアップデートする様々な取り組みを展開し、トイレ空間の価値向上に努めてきたという。
今回、日本の最新トレンドだけでなく、海外の情勢まで網羅する質の高い最新ニュースを取り扱う共同通信デジタルと、オフィス・商業施設のトイレ領域における最大のメディアであるアンベールがタッグを組むことにより、トイレ利用者に良質な情報の提供が可能となるという。

■トイレ広告メディア「アンベール」について

2020年末から本格展開を開始し、都心部を中心としたオフィスや商業施設など約10,500箇所(2024年1月末現在)で展開する、トイレ個室内のデジタルサイネージメディア。トイレ空間は、1on1で集中できるプライベート空間であるため、オフィスや商業施設のトイレ利用者に対して強い認知と理解を得ることが可能とのことだ。動画コンテンツは、トイレ利用時のみサイネージ上で再生され、再生回数や配信結果を数値化できるという。
また、滞在時間に応じて画面の表示を滞在抑制につながる表示に変更をしたり、混雑具合に応じて広告の長さを自動で調整するといった技術を用いることで、トイレの混雑抑制も同時に実現しているとのことだ。

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