NetCONNECT、ロッカー型スマート自販機「SpaceBOX」のOEM提供を開始

NetCONNECT株式会社は、ロッカー型自販機の次世代スタイルとなる、ロッカー型スマート自販機「SpaceBOX」のOEM提供を開始した。この新たな自販機は、スマートフォンで決済や操作を完結させることができる新しい形態を持ち、さまざまな販売シーンにおいて活用されることが期待されているとのことだ。

■概要

「SpaceBOX」は従来の自動販売機とは異なり、商品をロッカー型のボックススペースに収め、透明な前面ドアによって一目で商品を確認し販売することができる特徴を持っている。この特徴を生かし、ホテル客室内でのグッズやお土産の販売、セルフエステ、インドアゴルフといった無人スペースでの関連グッズ販売など、さまざまな用途で利用することができる。

「SpaceBOX」は、従来のロッカー型自販機と一線を画し、コインの投入ではなく全ての決済がスマートフォンで行われる。これによりボックス構造がシンプルとなり、製造コストが抑えられ、さらには2024年の「新札発行問題」にも対応可能だ。また、インターネット接続により、販売状況や在庫状況がリアルタイムで把握でき、あらゆる無人スペースでの物品販売が可能となっている。

これらの特長を活かし、以下のような無人インタラクティブ販売(特許申請中)が可能となった。

1.自動販売機として活用:
スマートフォン決済を利用した一般的なコンビニボックス、ロッカー型自販機として活用できる。従来のように売上回収に出向く必要がなく、外部委託でのコストを抑えた在庫補充が可能だ。

2.オンラインカウンセリング販売機として:
薬剤師、登録販売者、ビューティカウンセラー、栄養士などの専門家がオンラインで顧客とコミュニケーションをとり、「SpaceBOX」へ事前に仕込まれた商品やサンプルから、適切なものを選択し対面でオンライン販売できる。従来のように現地に専門家が常駐する必要はない。

3.抽選販売(ガチャ)
スマホ決済で抽選券を購入し、サイト上でガチャを回すと「SpaceBOX」のリアルなボックスドアがランダムにオープンし、中身を取り出すことで宝箱くじとして活用可能だ。

4.無人レンタルボックス(委託販売)
ハンドメイド作家にボックススペースをレンタルし、作家は作品を「SpaceBOX」ボックスに入れ、展示、販売することができる。顧客は気に入った作品を直接見てスマホ決済を使って購入が可能だ。

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