Unity、マツダとパートナーシップ契約を締結

クリエイターがマルチプラットフォームでリアルタイムのゲーム、アプリ、体験を構築し、成長させるためのツールを提供する世界有数のプラットフォームであるユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社は、マツダ株式会社とコックピットHMI(HMI: Human Machine Interface, 自動車の運転席周りの空間におけるインターフェース)におけるGUI(Graphical User Interface)の開発共創を支えるパートナーシップ契約を締結したことを、2024 年 3月7日に発表した。本契約は、マツダがコックピットHMI領域における継続的進化に向けた研究開発の一環であり、開発するGUIは、「2030経営方針」におけるPhase2である2025~27年以降に導入予定のモデルに搭載される見込みだ。

■パートナーシップ契約の詳細

ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社は、ゲームやエンターテインメント業界のみならず、産業界でも高く評価されているCG表現によるリアルタイム3Dや、多岐にわたるハードウェアへの実装実績で蓄積した知見を元に、車載OSへの実装を含めて、マツダのGUI開発を支援する。GUI開発にUnityを用いることで、デザインや設計などを含む自動車開発の各フェーズにて利用されている多様なデジタルツールの綿密な連携を実現し、手戻りを減らすことで作業効率向上を可能にする。Unity Editor で作成し最適化したアプリケーション(ランタイム*1)を、車載機器に組み込むことで、安定した高機能なGUIを実現する。ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社は、CG表現の技術のみならず、対話型AIの活用や、広告配信技術の活用により、未来の自動車における車室空間の価値創造を加速させる。

*1 ランタイム
Unity Runtimeは、Unity Editorの強力な補完機能であり、クロスプラットフォーム互換性を提供することで、クリエイターは一度開発したコンテンツを複数のプラットフォームに展開することができる。ロジックの実行、高性能グラフィックスのレンダリング、ユーザー入力とインタラクションの管理、コンポーネントの調整、リアルタイム物理シミュレーションのサポート、アニメーション、スクリプト言語、アセット管理、ネットワーキングなど、さまざまな重要なコンポーネントをエンドデバイス上で処理する。
出典元:プレスリリース

■Unityについて

Unity [NYSE: U]は、モバイル、PC、コンソールから空間コンピューティングに至るまで、複数のプラットフォームでリアルタイムのゲーム、アプリ、体験を構築し、成長させる、クリエイターのためのツールを提供する世界有数のプラットフォームだ。
詳細:https://unity.com/ja

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