日本システム技術と近畿大学学生起業家「やるかやらんか」、Z世代学生に向けたAIキャリアタイプ診断アプリ「MiraThin」クローズドβ版を公開
2024/3/14
日本システム技術株式会社と、近畿大学大学院実学社会起業イノベーション学位プログラム(修士課程)の大学院生が代表取締役社長を務める大学発ベンチャー企業、株式会社やるかやらんか(※1)は、Z世代の学生の声を反映したサービスを提供するために2022年12月から協業(※2)を進めており、このたび、両社の知見を生かして開発したZ世代向けAIキャリアタイプ診断アプリ「MiraThin」クローズドβ版を、2024年3月13日より試験運用を開始したことを発表した。
Contents
近畿大学は、「実学教育」を建学の精神とする教育機関として、学生に産学連携の機会を提供するとともに、学生の起業支援にも力を入れており、近畿大学発ベンチャー起業支援プログラム「KINCUBA(※4)」の一環として、この協業を支援するとのことだ。
■ AIキャリアタイプ診断アプリ「MiraThin」について
■ システム構成
ユーザーインターフェースにも拘り、Z世代に向けた未来的なデザインかつ直観的なUI設計となっているという。診断結果は、心理学的な裏付けがあるアルゴリズムと文章生成AIであるOpenAI社のAIの組み合わせで生成され、ユーザーの回答と関心のある分野に関する情報を分析し、ユーザーのどの能力がその分野で特に有効であり、またどの能力をさらに伸ばすことが有益かといった、次にすべき行動が分かる提案を行うという。これにより、従来の診断系webアプリケーションよりもユーザーに寄り添った診断を実現するとのことだ。
※2 やるかやらんか社との協業について(日本システム技術株式会社 プレスリリース)
2023年9月8日:https://jast.jp/cms/wp-content/uploads/2023/09/ir_notice20230908.pdf
2022年12月22日:https://www.jast.jp/cms/wp-content/uploads/2022/12/ir_notice20221222.pdf
※3 UNIVERSAL PASSPORT:学生・教職員・保護者をつなぐ情報ネットワークを支援する統合型 Webサービスシステムです。2000年2月の提供開始以来、全国で240以上の大学に導入されている。
URL:https://www.jast-gakuen.com/
※4 KINCUBA:令和7年(2025年)までに大学発ベンチャー企業100社創出を目指し、近畿大学が全学をあげて取り組んでいる起業支援プログラム。医学から芸術まで網羅する多様な研究分野や、57万人を超える卒業生ネットワーク、モノづくりのまち東大阪市・八尾市の地域特性、最先端のDX技術など、総合大学としての強みを生かして学生や研究者の起業を支援。起業をめざすために必要な学びやマッチングのサポート、各分野のメンターによる相談受付、キャンパスを活用した実証実験など、起業マインドの醸成から法人設立・事業展開まで一貫した支援を行っている。なお、「KINCUBA(キンキュバ)」とは、“KINDAI”と“INCUBATION”を組み合わせた造語。