機械部品調達のAIプラットフォーム「meviy」成長産業であるロボット開発において導入が加速

機械部品調達のAIプラットフォーム「meviy」は、ツバメインダストリ株式会社が手掛ける搭乗型ロボット「アーカックス」」に導入された。「アーカックス」は、大型ロボットに実際に人が乗り込んで操縦するという、SFに出てくるような夢の体験を世界に発信するロボットとして、国内外で高い注目を集めている。meviyは他にも様々な企業のロボット開発において導入が加速しており、時間との戦いとなるロボット開発の現場において開発スピード向上の実現にmeviyが貢献している。
今後もミスミはサービスの向上を通して、IA(インダストリアル・オートメーション)産業のお客さまにグローバルで時間価値を提供し、生産性の向上に貢献してまいります。

■meviy導入の背景

部品点数が多く試行錯誤が必要なロボット開発現場において、従来のプロセスでは部品の見積もりや調達に3Dデータから全ての部品の紙図面を作成する必要があるため膨大な時間を要してしまい、開発スピート向上のボトルネックになってしまう。

そのためツバメインダストリでは、当初より3Dデータをアップロードするだけで、紙図面を作成することなく、迅速かつ効率的に部品調達ができるmeviyを導入し、開発スピードの劇的な向上を実現している。

■meviy導入の効果

出典元:プレスリリース
出典元:プレスリリース
1.3Dデータのみで見積もり・発注が可能
これまでは部品の見積もりや調達を行う際、3Dデータをもとに紙の図面を作成するのに多くの時間がかかっていたが、meviyであれば3Dの設計データをアップロードするだけで、自動で見積もりを確認できるため、3Dデータから紙の図面の作成時間が不要に。

2.加工可否や価格を即時提示
meviyは加工の可否や価格を即時に確認できる。加工ができない際にはどうすれば加工ができるようになるかをAIが提案。24時間365日システムが自動で回答してくれるため様々な設計パターンでの見積もりを試すことができ最適な部品設計の追求が可能になり、見積もり結果を待つ時間もなくなることで開発リードタイムの大幅な短縮に。

3.高度な加工に対応
「アーカックス」の手の部分には、人間の手のような複雑な動きや形状を再現する部品が必要だが、meviyでは精密な加工部品も調達が容易。その結果、設計の自由度が高まり、スタイリッシュで多彩なポーズを取れる開発が可能となり、製品の魅力を高めることに貢献。

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