業界初のフリーミアム型AI異常検知サービス『LotusEye』のβ版が提供開始

合同会社pratyaは、センサーデータを対象としたAI異常検知サービス『LotusEye』のβ版を提供開始した。

LotusEyeは業界初のフリーミアム型AI異常検知サービスで、センサーデータを用いたAI異常検知を誰でも無料で始めることができる。従来はハードルの高かったAIモデルの作成についても、CSV形式の時系列センサーデータをアップロードするだけで簡単におこなうことが可能だ。
サイトURL:https://lotuseye.co.jp/jp
ダッシュボード画面。アップロードされたセンサーデータの異常度などをグラフで確認することができます。

ダッシュボード画面。アップロードされたセンサーデータの異常度などをグラフで確認することができます。

出典元:プレスリリース

■ 開発の背景

製造業やインフラ業など、機器・設備の継続的な運用が求められる場面においては、機器の故障による生産停止やサービス提供の遅延が大きな損害に繋がることから、発生した異常の兆しを早期に捉えるための異常検知サービスに対するニーズが高まっていた。特に、近年はAI技術を活用した異常検知にも注目が集まっているが、複雑なデータを解析しAIモデルを作成するようなサービスは、技術的なハードルの高さから高コストになりがちであるといった課題があった。

LotusEyeでは、機能が制限されたFreeプランであれば無料でAI異常検知モデルの利用を試すことが可能だ。Freeプランで異常検知の効果を確認した上で、必要に応じてAPI連携などの機能が追加された有料プランを選択できる。

このたび提供するβ版では、Freeプランについては通常版と同様に、サービス上でアカウントを作成するだけで利用を開始できる。その他有料の各種プランについては、アカウント作成後に別途お問い合わせいただき、期間限定で無償でご利用いただく形式となる。

■ 利用方法について

ユーザーは、監視したい機器から取得されたCSVデータをWeb画面からアップロードするだけで、AI異常検知モデルの作成や異常スコアの確認をおこなうことができる。データのフォーマットについては、横持ち・縦持ちの双方に対応している。また、CSV形式であればセンサーデータに限らず異常検知に利用することは可能で、例えばLinuxサーバーから取得されたsarデータなど、様々なタイプのデータを用いた異常検知に対応している。
横持ち:「タイムスタンプ」を表す列と、各センサーに対応する列を持つ形式。縦持ち:「タイムスタンプ」「センサー名」「センサー値」の3列を持つ形式。

横持ち:「タイムスタンプ」を表す列と、各センサーに対応する列を持つ形式。縦持ち:「タイムスタンプ」「センサー名」「センサー値」の3列を持つ形式。

出典元:プレスリリース
取得されたCSVファイルをアップロードするだけで、AIモデルの作成や異常スコアの計算が可能です。有料プランでは、APIを用いたデータのアップロードにも一部対応しています。

取得されたCSVファイルをアップロードするだけで、AIモデルの作成や異常スコアの計算が可能です。有料プランでは、APIを用いたデータのアップロードにも一部対応しています。

出典元:プレスリリース

■ LotusEye(β版)利用方法

下記サイトの「β版を使ってみる」または「新規登録」よりアカウントを作成。Freeプランについては問い合わせ不要で利用を開始することができる。Light, Standard, Businessプランの利用を希望される方は、アカウント登録後に表示される「β版に関するお問い合わせ」よりメールにてご連絡を。
https://lotuseye.co.jp/jp

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