AI議事録作成システム「JAPAN AI SPEECH(™)」がオンライン会議システム「Google Meet」と連携
2024/6/11
Google Meetで高精度な議事録作成やハイブリッド会議での話者分離が可能に
■背景
2023年2月にキヤノンMJが公表した調査結果 (※1) によると、日本のビジネスパーソンは年間で319.6時間を議事録作成に費やしている。
このような背景のもと、オンライン会議の議事録を自動作成するシステムが開発されるとともに、それらが急速な進化を遂げている。
従来の議事録作成システムは、会議の録画や音声ファイルをアップロードする形式が主流でしたが、昨今、オンライン会議システムと直接連携し、会議後に自動で議事録を作成するシステムが登場している。
※1:ビジネスパーソン*は平均約320時間/年も議事録作成に費やしている!議事録の作成業務における現場の負担とDXの浸透を調査
■Google Meetは「英語以外の言語での会議の文字起こしは、正確ではありません」と公式が明言
Google Meetを利用している企業は、高精度かつGoogle Meetと連携可能な議事録作成システムを利用することで、議事録作成の完全自動化が可能となる。
JAPAN AIが展開する「JAPAN AI SPEECH(™) 」は、独自開発により業界用語・専門用語も含む高精度な文字起こしを実現したAI議事録作成システムであり(※3, 4)、Google Meetと連携させることで、より多くの企業を議事録作成の負担から解放することができる。
※2:Google Meetヘルプ「Google Meet で文字起こしを使用する」
※3:世界最高精度かつ高速での文字起こしと話者分離を同時に実現するAIソリューション ”GENIEE SPEECH AI” を開発
※4:【精度90%超え】自動議事録システム「JAPAN AI SPEECH」が、単語学習により大幅な精度向上を実現
■ハイブリッド会議では話者分離が困難
しかし、話者をアカウントで識別する従来の議事録システムでは、会議室での発言が全て同一人物の発言として文字起こしされることがある。
この技術により、「JAPAN AI SPEECH(™) 」をオンライン会議システムで利用することは、議事録作成の自動化・効率化において意義があると考えている。
■機能の詳細
文字起こしは、話者分離された状態で行われ、「JAPAN AI SPEECH(™)」 に保存される。
さらに、保存された議事録に対して、RAGを用いた自然言語での検索を行うことができる。