AI議事録作成システム「JAPAN AI SPEECH(™)」がオンライン会議システム「Google Meet」と連携

Google Meetで高精度な議事録作成やハイブリッド会議での話者分離が可能に

JAPAN AI株式会社は、AI議事録作成システム「JAPAN AI SPEECH(™)」をGoogle Meetと連携させることで、Google Meetでのオンライン会議終了後に自動的に議事録を作成できる機能を追加した。

■背景

ビジネス環境の変化と生成AIの登場により、様々な業務の自動化が進んでいる。

2023年2月にキヤノンMJが公表した調査結果 (※1) によると、日本のビジネスパーソンは年間で319.6時間を議事録作成に費やしている。

このような背景のもと、オンライン会議の議事録を自動作成するシステムが開発されるとともに、それらが急速な進化を遂げている。

従来の議事録作成システムは、会議の録画や音声ファイルをアップロードする形式が主流でしたが、昨今、オンライン会議システムと直接連携し、会議後に自動で議事録を作成するシステムが登場している。

※1:ビジネスパーソン*は平均約320時間/年も議事録作成に費やしている!議事録の作成業務における現場の負担とDXの浸透を調査
出典元:プレスリリース

■Google Meetは「英語以外の言語での会議の文字起こしは、正確ではありません」と公式が明言

Google Meetは文字起こし機能を搭載しているが、英語以外の文字起こしは正確ではないことを公式が明言している。(※2)

Google Meetを利用している企業は、高精度かつGoogle Meetと連携可能な議事録作成システムを利用することで、議事録作成の完全自動化が可能となる。

JAPAN AIが展開する「JAPAN AI SPEECH(™) 」は、独自開発により業界用語・専門用語も含む高精度な文字起こしを実現したAI議事録作成システムであり(※3, 4)、Google Meetと連携させることで、より多くの企業を議事録作成の負担から解放することができる。

※2:Google Meetヘルプ「Google Meet で文字起こしを使用する」
※3:世界最高精度かつ高速での文字起こしと話者分離を同時に実現するAIソリューション ”GENIEE SPEECH AI” を開発
※4:【精度90%超え】自動議事録システム「JAPAN AI SPEECH」が、単語学習により大幅な精度向上を実現

■ハイブリッド会議では話者分離が困難

多くの企業がハイブリッド勤務を採用する中、オンラインとオフラインの参加者が混在する会議が増えている。

しかし、話者をアカウントで識別する従来の議事録システムでは、会議室での発言が全て同一人物の発言として文字起こしされることがある。
出典元:プレスリリース
「JAPAN AI SPEECH(™) 」は音声波形で話者を識別するため、会議室での発言も話者分離された状態での文字起こしが可能だ。

この技術により、「JAPAN AI SPEECH(™) 」をオンライン会議システムで利用することは、議事録作成の自動化・効率化において意義があると考えている。

■機能の詳細

「JAPAN AI SPEECH(™) 」とGoogleアカウントを連携させ、GoogleMeetを起動すると、議事録作成用のアカウントが自動的に会議に参加する。
出典元:プレスリリース
会議終了後、議事録作成専用アカウント以外の参加者が退出したタイミングで、自動的に会議内容の文字起こしが始まる。
文字起こしは、話者分離された状態で行われ、「JAPAN AI SPEECH(™)」 に保存される。
出典元:プレスリリース
保存された議事録は、要約・翻訳・タスクの抽出など、様々な加工が可能だ。

さらに、保存された議事録に対して、RAGを用いた自然言語での検索を行うことができる。

■今後について

様々なオンライン会議システムとの連携・機能追加・文字起こしの精度向上などを強化し、利便性向上に努めるとのこと。

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