スキルアップ研究所、「英語学習に関する実態調査」の結果を発表
2024/6/12
最も利用されている「自習用の教科書やワークブック」を効果がないと感じる人が最多
Contents
調査結果全文はこちら:https://reskill.gakken.jp/3619
■調査結果概要
・自習用教材での学習が多いながらも、効果を実感している人は少ない
・英語学習を効果的に行うためには実践の場が必要であると答えた人が3割で最多
◼️調査背景
しかし、英語学習においてつまずく理由や苦労など、実態面に即した学習者の声というものはなかなか見つけることができないため、調査を実施した。
◼️調査結果
英語学習者の4割はつまずく
つまずいてしまった人は内発的動機づけの傾向あり
一方で、つまずいてしまった人は、同質問に対し「個人的な興味や趣味」が22.1%で最多の回答で、その他の回答でも内発的動機づけの傾向がうまくいった人よりも高いということがわかった。
目的による学習効果の差異が明らかになった。
自習用の教科書やワークブック、アプリを利用した学習が最も多い
一方で「語学学校やクラスでの対面授業」は16.0%、「オンライン英会話レッスン」は15.8%となっており、一定の利用者がいた。
しかし、自己学習の形態をとる学習手段の方が数が多く、独学傾向にあることが判明した。
最多利用の「自習用の教科書やワークブック」で効果なしと感じる人が最多
「英語話者との会話練習」を最も効果的な学習手段だと考えている人が最多
効果的な英語学習には実践の機会が不可欠
次いで、「定期的なフィードバックと指導を受ける機会」となっており、実践とフィードバックの英語学習における有効性が窺える結果となった。
◼️総括
また、うまくいった学習者に共通していたのは、定期的なスケジュールを立て、着実に学習時間を確保していたことである。
さらに、学習を効果的に進めるには、第三者からの適切な指導やフィードバックを受けられる環境が欠かせない。一方通行の学習では限界があり、自身の課題を的確に把握し、個別最適化された指導を受けながら学習を調整していくことが大切である。
つまり、実践の場の確保、計画的な取り組み、双方向の学習環境を組み合わせることが、英語学習を実りあるものにする秘訣となるのだ。
◼️調査概要
対象者 20代以上の方で、自発的に英語学習を実際に行った人・行っている人(学校の英語の授業は除く)
対象地域 全国
調査方法 インターネット調査
調査期間 2024年5月11日〜2024年5月18日
回答数 500