ライオン株式会社は、子どもの成長段階に合わせ毎日の歯みがき習慣づくりや、良い歯ならびの土台づくりを支援するオーラルケアプログラム『おくち育』を専用ECサイトにて発売している。その第二弾として、『おくち育 まほうハブラシ』を2024年6月19日から発売する。本商品は、ハブラシポートとスマートフォン専用のアプリを連動させることで、子どもがゲーム感覚で楽しみながら歯みがきスキルを身につけることを目指すもので、最短1ヶ月で“仕上げみがき卒業”をサポートする。仕上げみがき卒業後もアプリは引き続き利用可能で、覚えた歯みがきスキルの維持に役立つ。なお、アプリは購入前に無料おためし版で体験が可能である。
■開発の背景
永久歯のむし歯経験者数の割合は20代になると7割を超える(※1)ことから、生涯のむし歯予防には学童期にみがき残しの少ない歯みがき習慣を身につけることが大切である。特に、乳歯・永久歯が混在し、日々変わっていく「歯の生え変わり時期」は、その時の歯ならびに合ったみがき方の習得が必要である。しかし、保護者の77%は「歯みがきの上達の方法がわからない」と悩んでいる(図1)。加えて、多くの保護者は子どものみがき残しを防ぐため、幼少期から「仕上げみがき」を実践しているが、子どもが嫌がるなど保護者にとっては負担も大きく、子育てにおける悩みの一つになっている。小学校卒業までに約7割が保護者による「仕上げみがき」を卒業している(※2)一方で、子どもが歯をしっかりとみがけていると感じている人は9%である(図2)。実際に、保護者の手を離れる10歳頃から、むし歯経験がある子どもが急激に増えていく(※1)。
そこで、この度ライオンは子どものお口の健康習慣を支援する教育プログラムの第二弾として、『おくち育 まほうハブラシ』を提案する。幼少期の頃からオーラルケア習慣を身につけることは、お口の健康や成長につながるだけでなく、毎日の生活リズムを整える、ひとりでやりきる力を身につける等、将来の様々な「生きる力」を育むことに繋がると考える。
(※1) 厚生労働省 令和4年歯科疾患実態調査結果より引用
(※2) 小1~小6の子どもを持つ保護者への調査n=3,506(21年12月ライオン調べ)
■『おくち育 まほうハブラシ』概要
<3分でわかる『おくち育 まほうハブラシ』>
■商品特長
『おくち育 まほうハブラシ』のステップ
子どもは難しいことを一気に覚えることが苦手である。自分の歯ならびを理解し、みがき方をくり返し覚え、実力を確認しながら、徐々に難度を上げていくステップで無理なく、子どもにとって難度が高い“みがき残しの少ない歯みがき”の習得を目指す。
楽しい冒険ゲーム形式で子どものやる気が続き、みがき方のレベルアップを目指せる
子どもが進んで歯みがきのレベルアップをしたくなるRPG形式の専用アプリを通して自分の歯ならびにあったみがき方を学べる。スマホが見られない時も、ハブラシポートの音声ナビゲーションを使いながら、みがき方をくり返し練習できる。
学んだ内容を実践できているかの実力チェックで、みがき残しの少ない歯みがきが身につく
次のステップに進む前に、「ハミガキステップジェル」を使ったみがき残しの染め出しチェックで、実力を確認する。規定の点数を取れると次の段階に進むことができる。
ライオン独自のデータを用いた機能で、子どもの歯ならびに合わせた“より良い”みがき方へ
AI機能搭載の撮影ツールで歯ならびの状態が確認できる。歯ならびのステージが進むと、一人ひとりの歯ならびや生え変わり状況に応じた、難度の高いミッションにステップアップできる。
■発売日