株式会社Medi Faceが、Z世代社員に特化した「Z産業事務所」を開設

株式会社Medi Faceは、AIメンタルチェックをはじめとした法人向けクラウドサービス「Mente for Biz」の提供と併せて、国内最年少*の産業医チームによるZ世代に特化した「Z産業医事務所」を設立した。
*「国内最年少」:日本国内における「産業医事務所及び産業医業務提供パッケージ」として(2024年8月 自社調べ)

出典元:プレスリリース

■創設の背景

現在、産業医として活動している医師はおよそ33,600人(医師総数の約10%)である。そのうち、精神科医・心療内科医の数はわずか1,700人であり、産業医全体の5%(医師総数の約0.5%)である。全国の50人以上の事業所数(162,107)と比較すると、精神科医かつ産業医である医師の数が圧倒的に過少であることがわかる。そして、産業医全体の平均年齢は 56.0 ± 13.2歳であり、産業医自体の高齢化が年々進んでいる。一方で、人的資本の開示が大企業だけでなく中小企業にも義務化の動きが進む中で、とりわけZ世代である新入社員・若手社員のメンタルケアを専門に行える産業医・精神科医は皆無と言ってもいいだろう。日本企業の未来を担うのは現在のZ世代社員たちである。従来の形骸化したメンタルケアではなく、彼ら人的資本への「投資型」メンタルケアこそが、今まさに求められている施策であり、Medi Faceの急務であると感じている。

通常の産業医事務所とは異なり「Z産業医事務所」は、株式会社Medi Faceが提供する「AIドクター」と「Menteオンライン診療」、そして精神科・心療内科クリニックである医療機関「FRAISE CLINIC」が三位一体となって、軽度なメンタル不調や不定愁訴(頭痛、腹痛、吐き気など)から重度の精神疾患まで、全方位からカバーをすることができる。

■Mente for Bizについて

現役産業医・精神科医らの監修の元で開発した「AIメンタルチェック」

出典元:プレスリリース
Mente for Bizの「AIメンタルチェック」は、Medi Faceが現役医師らの監修により開発したAIを用いている。PC・スマートフォンの画面上に登場する「AIドクター」からの質問に回答するという対話形式で、メンタルヘルスの状態や、自分のストレスの原因などを確認することが可能だ。AIによるチェック精度の向上のために、表情、声、話し方などの非言語情報をデバイスのカメラ・マイクを通して取得し、チェック結果に反映している。また、AIドクターとユーザーとの対話では、ユーザーの発言の自然言語処理や、AIドクターの発話内容の生成など、AI技術を活用して、自然な対話体験を創造している。

24時間365日利用可能なAIメンタルチェックと、健康管理のプロが対応する相談窓口をセットで提供

AIメンタルチェックは、PC・スマートフォンを通して、24時間365日利用可能である。いつでも従業員が自分のタイミングで、自分のパーソナルスペースで、自身のメンタルをチェックすることができる。こうしてチェックした結果は、過去に遡って確認することが可能で、自分のメンタルヘルスやストレスなどを定点観測することもできる。
また、チェックの結果に応じて、産業医・保健師・臨床心理士といった有資格者が従業員との1on1面談を行うことでチェックからケアまでメンタルヘルスに対するトータルサポートを実現している。

健康経営をデータドリブンに実施するための組織分析レポート

AIメンタルチェックのデータや、産業医や保健師との1on1面談の内容は、個人が特定できないデータに加工し、人事部や経営陣の意思決定に活用が可能である。対話型のチェックとケア面談によって、これまでヒアリングができていなかった従業員の本音や不満をリアルタイムかつ網羅的に把握することが可能になる。また、部署ごとのメンタル傾向やメンタルスコアなどの分析を行うこともできる。
また、これらが系時的なデータとして蓄積されていくことで、従業員のメンタルの動向と人事労務等の施策、各種イベントとの関連性なども分析することが容易になり、次年度以降の取り組みや経営企画にも活かすことが可能になる。

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