CONOC、約2億3000万円の資金調達を実施

建設業界のDXを加速、業務効率化と一元管理プラットフォームの構築へ

建設業界のDXを推進する株式会社CONOCは、株式会社ウィルグループ、GAインベストメント株式会社、ブルーテック株式会社などから、プレシリーズAエクステンションラウンドにおいて、約2億3000万円の資金調達を実施した。なお、これまでの投資ラウンド累計総額は約4億5000万円となる。

■資金調達の背景

2021年10月にリリースしたCONOC業務管理クラウドは、リリース開始から3年で導入企業社数500社を突破し、リフォーム会社など建設事業者を中心に多くの顧客に利用されている。しかし、建設業界において業務管理ツールを導入しているのは半数以下*に留まり、2024年4月から施行された働き方改革関連法による時間外労働の規制などの影響で、アナログで管理されていた勤怠や事務作業のデジタル化が急務となっている。実際に、建設業に携わる4人に1人が業務管理ツールの導入を希望しているという結果も出ている。今後、建設業界における業務管理ツールは、作業時間の削減、業務フローの進捗管理、情報セキュリティの強化などの理由から必要不可欠となる。特にシンプルで使いやすく、建設業界特有の各業務を横断的に包括するツールを使用することで業務効率化を実現できると考えている。今回の資金調達により、建設業界の働き方の常識を変えるべく、CONOC一つで全ての業務を包括的に一元管理できるプラットフォームの構築を目指す。これまで以上にサービス開発、採用・組織体制の強化はもちろんマーケティングにも積極的に投資し、さらに成長していく。
*CONOC調べ / 調査日: 2024年5月25日〜5月31日 調査対象: 全国20~59歳の建設業者540名

■CONOC建設業クラウドについて

出典元:プレスリリース
CONOC建設業クラウドは工務店が現場目線でつくったAI搭載の業務管理ツールであり、見積・請求書等の書類作成や売上・原価の自動グラフ化、工程表の作成などの業務を一元管理できるツールである。誰でも簡単に導入でき、導入翌日からすぐに使えるシンプルなデザインを採用している。CONOCツールを活用することで属人化しがちな経験や技術などのナレッジ共有にも有効であり、建設業が抱える就業者の高齢化や職人の技術・経験の技術継承の大きな課題解決を目指す。

https://conoc-dx.co.jp/lp/conocLP/

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