危険なウェブサイトを警告する新機能「自動Webチェッカー」を搭載/電話・ネット詐欺対策アプリ「Whoscall」

~偽サイトの判別が難しくなる中、危険を検知し瞬時にユーザーに通知~

電話・ネット詐欺対策アプリを展開する「Whoscall(フーズコール)株式会社」は、詐欺などが行われる危険なウェブサイトを即座にユーザーに警告する新機能「自動Webチェッカー」を2024年9月3日(火)より提供開始する。

■新機能搭載の背景

ネットバンキングによる不正送金の被害額は80億円超と過去最高に
フィッシング詐欺、SNS型投資詐欺、ECサイト詐欺などウェブサイトを使った詐欺が横行!

現在、生成AIの普及により、本物と判別が難しい偽のウェブサイトや、騙すためのテキスト文が生成・量産化されている。しかし詐欺が巧妙化する一方で、偽サイトと気がつかずアクセス、インターネットバンキングのID・パスワードを入力し情報を盗まれ、預金を不正送金される事案が多発している。金融庁の発表によると、メール・SMS等を用いたフィッシングによるものと見られるインターネットバンキングによる預金の不正送金の被害件数は、令和5年11月末には、被害件数が5147件、被害額は約80.1億円となり、いずれも過去最多を更新した。
さらに、著名人や企業になりすました広告で接点を持った人に、投資を促す詐欺手口も増加している。警察庁の発表によると、SNS上で投資に勧誘する手口の詐欺「SNS型投資詐欺」においては、2024年1月から5月までの被害総額は約430億円超で、その内、詐欺師と被害者が接触手段は「バナー等」の広告が約半数を占めていることがわかっている。

上述以外にも、商品検索してアクセスしてきた消費者に購入させてお金をだまし取る「ECサイト詐欺」など、ウェブサイトを使った詐欺が横行している状況を受け、詐欺対策アプリ「Whoscall」は、危険なウェブサイトへのアクセスを防ぐことを目的に、新機能「自動Webチェッカー」を搭載した。

■新機能「自動Webチェッカー」について

本機能は、ユーザーが詐欺など危険性があるウェブサイトにアクセスした際に、リアルタイムで警告を表示する。それにより、危険なウェブサイトと気が付かずにアクセスすることを阻止する。アプリをダウンロードして設定すれば、無料で利用可能である。

利用イメージ画像

<iOSの場合>

<iOSの場合>

出典元:プレスリリース
<Androidの場合>

<Androidの場合>

出典元:プレスリリース
出典元:プレスリリース

危険なウェブサイトの検出方法について

本機能は、独自のAI技術の活用及び、様々なデータベースを組み合わせて危険なウェブサイトを検出している。データベースにおいては、ScamAdviserなどのパートナー企業とのデータ連携、世界30カ国以上でサービス展開をしているWhoscallを利用する世界中のユーザーからの報告など、包括的にデータを蓄積している。また本サービスにおいては、ユーザーの閲覧内容や個人データは取得せず、アクセスしたウェブサイトのリスクを評価するため、プライバシー保護の観点からも安心して利用できる。

利用方法

1. Whoscallをダウンロード、またはダウンロード済みの場合は最新バージョンに更新
2. アプリのホーム画面の「URLスキャン」をタップし「自動Webチェッカー」機能にアクセス
※10月頃に予定されている機能アップデートで、現在の「URLスキャン」機能が「Webチェッカー」(仮称)に名称変更される予定
3. 「自動Webチェッカー」を有効化し、操作ガイドに従って設定

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