パーソル、国内グループ社員を対象としたテクノロジー活用のアップスキリング講座「TECH UP CAMPUS」を開講

2024/9/17

Today's PICK UP

～社員はプログラミング、UI/UXなど7つの講座を無料で受講可能。レベルに応じたバッジでスキルを可視化～

Contents

■TECH UP CAMPUS 概要・開講のねらい
■TECH UP CAMPUS 講座概要

「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに掲げるパーソルホールディングス株式会社は、パーソルイノベーション株式会社 TECH PLAY Companyが運営する、DX人材を育成する実践型のオーダーメイド研修『TECH PLAY Academy』とともに国内グループ全社・社員約19,000人を対象としたテクノロジーアップスキリング講座「TECH UP CAMPUS」を開発し、2024年10月より開講する。

■TECH UP CAMPUS 概要・開講のねらい

パーソルグループは、中期経営計画2026にて、経営の方向性として「テクノロジードリブンの人材サービス企業」への進化を掲げている。「TECH UP CAMPUS」は、グループ社員が業務の中でテクノロジーを充分に活用できるよう、テクノロジースキルを学び、身につけるアップスキリング講座として、2024年10月から開講する。「TECH UP CAMPUS」の育成プログラムは、実践型のオーダーメイド研修でDX人材を育成する『TECH PLAY Academy』が設計を担当した。

■TECH UP CAMPUS 講座概要

「TECH UP CAMPUS」は、データアナリティクス、UI/UX、プログラミング、デジタルマーケティング、プロジェクトマネジメント、テクノロジーリサーチ、アジャイルマネジメントの7つの講座から構成され、社員は希望する講座を無料で受講することが可能である。各講座は90分×10回の講義が約半年間にわたる構成で、講師は各スキルの専門家が務める。各講座の成果物として課題が設定されており、受講者は課題を通じて講座内容の実践（アウトプット）を行う。課題は普段の業務との接続性が高く、業務上の実践力強化を重視している点が特徴である。

課題を提出し、合格した受講者にはバッジが付与される。バッジは、基礎知識を有していることを示す「3級」から、トレーナーレベルであることを示す「1級」までの3段階に分かれており、テクノロジースキルを可視化する。バッジの保持は、社内のキャリアデザインの検討材料として活用される。

開講初期は7つの講座からスタートするが、順次講座数を増やしていく予定である。将来的には、高度な専門知識を持ち1級のバッジを取得した社員が講師を務め、グループ社員同士で学び合う好循環をつくっていきたいと考えている。

講座名	詳細
データアナリティクス	「分析のゴールはどこか」「どのような視点でデータを捉えるべきか」といったデータ分析的思考を学び、実データを用いてExcelで分析練習を行う。
UX	UXの基本概念や実践的な手法を広く学び、ユーザーニーズを理解し、製品やサービスへの反映を目指す。
プログラミング	プログラミングを活かしたデータ分析や自動化の手法を学ぶほか、プログラミング思考を基にした論理的な問題解決スキルの習得を行う。
デジタルマーケティング	データドリブンな意思決定を行うことを目指し、最新のデジタルツールやテクニックの活用方法を習得する。
プロジェクトマネジメント	プロジェクトの計画立案から実行、評価までのプロセスを学び、リソース/リスク管理、進行管理などのテクニック習得を行う。
テクノロジーリサーチ（情報活用術）	新しいテクノロジーやビジネスモデル、市場トレンドを学び、ビジネスにおける幅広い知識や、情報を収集し整理する洞察力や整理力の習得を行う。
アジャイルマネジメント	確実性の高いビジネス環境化でも、柔軟に対応し成果を創出するアジャイルマネジメントスキルの習得を行う。