あいおいニッセイ同和損保向けに“損害車両撮影ナビゲーションシステム”を構築 自動車保険金における保険金支払いのさらなる適正化を支援

キヤノンマーケティングジャパン株式会社は、livepass株式会社と共同で、MS&ADインシュアランス グループのあいおいニッセイ同和損害保険株式会社向けに、”損害車両撮影ナビゲーションシステム”を構築した。保険契約者自身による事故車両の撮影とデータ提出を実現することで、事故後の車両状態の確認を可能にし、自動車保険における保険金支払いのさらなる適正化を支援する。

■導入の背景と目的

あいおいニッセイ同和損保は、目指す姿として「CSV×DX」を掲げ、最先端・独自の技術やデジタル・データの活用、特色あるパートナーとの協業により、お客様・地域・社会が真に求める新たな価値を提供していくことで、国内外のあらゆる事業を通じて、お客様・地域・社会とともに社会・地域課題の解決にグローバルに取り組んでいる。同社ではより良いサービスを提供する一環として、自動車保険における保険金支払いのさらなる適正化を推進しており、修理工場に入庫する前の事故車両の状態を正確に把握することが、適正な保険金支払いに繋がると考えている。
今回キヤノンマーケティングジャパンはlivepassと共同で、あいおいニッセイ同和損保向けに“損害車両撮影ナビゲーションシステム(以下本システム)”を構築した。本システムにより、保険契約者は事故車両を修理工場へ入庫する前に、事故車両を撮影したデータを保険会社へ提出することができる。これまで保険会社は、修理工場から伝送される車両の画像を元に査定を行っていたが、今後は保険契約者が撮影した入庫前の映像・画像と比較でき、保険金支払いのさらなる適正化を実現する。

■本システムの主な特長

イラストやアニメーションによる分かりやすいガイダンスにより、保険契約者は事故車両の撮影から画像データの提出までスムーズに完了することができる。さらに、写真だけでなく動画撮影にも対応しているため、車両の状態を360度もれなく申告することが可能である。また、本システムはウェブブラウザ内での利用が可能なため、専用アプリケーションなどをインストールする手間がない。

■今後の展開

キヤノンマーケティングジャパンは今後、映像・画像解析やAIを活用した修理見積もりのチェックなどに領域を広げ、保険金支払いのさらなる適正化に貢献していく。

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