【Yahoo!検索】検索結果上に生成AIによる回答の表示とチャット形式で情報の深堀りができる機能の提供を開始

LINEヤフー株式会社は、「Yahoo!検索」において、検索結果上に生成AIによる回答の表示（以下、本機能）とチャット形式で情報の深堀りができる機能の提供を開始した（※1）。

「Yahoo!検索」は、ユーザーが知りたい情報を手軽に入手でき、得られた情報が有用なアクションにつながる世界を目指すため、インターネット検索に日々向き合いながら、サービスを提供している。検索時の利便性向上に加え、少ないステップで目的を達成できるよう機能の開発に取り組んできた。このビジョンを実現するために、これまでに「地名 観光」などで検索すると、生成AIが先回りをしてモデルコースを提案する「観光AIモデルコース」（※2）や、商品レビューを生成AIが要約することでレビューを全て読まなくても商品の評価が分かる「レビューAI要約」（※3）など生成AIを活用した機能を提供している。

本機能もユーザーが求める情報により速く辿り着き、知りたいことをより深掘りできることを目的に開発した。2023年10月から一部のユーザーに対して本機能のテスト運用を順次開始しており、ユーザーからも好評を得ている。
本機能は、「〇〇 方法」などハウツー系のキーワード（例：「美味しいコーヒーの入れ方」）や、「〇〇とは」などの意味を調べるキーワード（例：「Z世代とは」）で検索すると、検索結果に生成AIが生成した回答が掲出される。これによりユーザーは、効率的に知りたい情報に辿り着ける。本機能に対応する検索キーワードは今後も順次拡大予定だ。

また、掲出された回答についてより深く調べたい場合は、「AIに追加の質問をする」ボタンを押下するとチャット形式で生成AIに追加の質問ができる（※4）。チャットでは、回答のほかに、検索したキーワードに関連した質問が表示されるため、ユーザーが知りたい情報の興味を広げるきっかけにもなる。さらに今後、検索結果上の生成AIの回答を経由せずに、チャット形式で質問ができる仕組みの追加も予定している。

『「WOW」なライフプラットフォームを創り、日常に「！」を届ける。』をミッションに掲げるLINEヤフーが運営する「Yahoo!検索」は、今後も生成AIを活用し、ユーザーが求める情報をより正確に届けるための機能拡充や改善を行うことで、ユーザーの利便性向上に努めていく。