ゲーミフィケーションで社員の生成AI活用率が約1.5倍アップ!ウェルエイジングの浸透・普及に向け"最先端を取り込む"挑戦で社内DXが加速

キューサイ株式会社は、企業ミッションとして掲げる“ウェルエイジングの浸透・普及”を目指し、社内でのAI活用促進を目的とした独自アプリ『Q'sAI冒険門』を立ち上げ、社員参加型イベントを実施した。この取り組みは、同社が掲げる企業ビジョン「最先端を取り込む」を実現する施策の一環であり、本イベントへの参加を通じて社員のAI活用率が企画前と比較して約1.5倍と大幅に向上した。

■『Q’sAI冒険門』概要・実績

『Q'sAI冒険門』とは、キューサイの社内外DX推進部門であるITDX推進部が社員用にMicrosoft 365サービスを用いた独自の生成AI活用促進アプリである。ゲーミフィケーション(※1)の要素を付加したアプリを通じて、社員が生成AIツールを日常的に活用し業務の効率化を図ることを目的としており、さまざまな課題をクリアしていくクエスト型でツールの使い方を学ぶことができる。
本アプリを活用した社員参加型イベントは2024年10月18日から31日までの2週間にわたって実施され、個人ランキングと部門別ランキングを設けることで、社員間の競争意識を醸成し活用率向上を目指した。
(※1)ゲーミフィケーション:サービスや活動にゲームの要素を取り入れて、利用者の意欲やモチベーションを高める手法
●コンテンツ(全25問)
アプリには課題が全25問設定されており、それぞれに紐づけられたプロンプトを活用することで課題をクリアしていく。そして課題のクリアがさまざまな業務の効率化に繋がるよう設計されている。(タスク整理、資料作成、データ分析など)
出典元:プレスリリース
●実績
・実施前後のAI活用率(※2):21.1%向上
(実施前41.7%・実施後62.8%、前後比較で約1.5倍)
(※2)当社社員における、生成AIの使用頻度が週1~2日以上または月4日以上の割合

■Q’sAI冒険門実施の背景

1.キューサイMVVのもと“最先端を取り込む”工夫
キューサイではMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を制定し、企業活動に邁進している。キューサイの存在意義を表わすミッションとして「ウェルエイジングの浸透・普及」を目指しており、中長期的にありたい姿のひとつとして「最先端を取り込む」というビジョンを掲げている。しかし、キューサイ内での生成AI活用率※2は今年5月の導入時で34.3%、イベント開始前の9月でも41.7%と伸び悩み、ITDX推進部では利用率向上のため、本取り組み以外に定期的な研修や部門別説明会も継続して実施している。
出典元:プレスリリース
2.社内DX加速がもたらすウェルエイジングな働き方
社内DXを加速させることは単に業務効率を上げるだけでなく、業務効率向上で社員が自身や家族と向き合う時間を生み、リスキリングとして学ぶ機会を通じて心身ともに豊かな働き方へ繋がる。ウェルエイジング企業No.1を目指すキューサイとして、社員のウェルエイジング実現を支援し、スピード感をもってウェルエイジングな世界の実現を目指す。

Special Features

連載特集
See More