タイムリープ、キヤノンマーケティングジャパンと資本業務提携を締結

映像ソリューションとの連携で店舗オペレーションの最適化へ

タイムリープ株式会社は、キヤノンマーケティングジャパン株式会社と資本業務提携契約を締結した。本提携により、キヤノンMJが有する映像ソリューションとタイムリープのリモート接客技術およびノウハウを融合させ、限られた人員でも現場オペレーションを円滑かつ効果的に遂行できる仕組みを実現する。

■背景

タイムリープは遠隔接客サービス「RURA」を通じて、全国の店舗運営事業者の接客セントラル化を支援している。RURAは、専用デバイスと接客のリモート対応に特化したクラウドサービスで構成され、複数の受付や窓口などの現場業務を少ないリモートスタッフで対応できるよう設計されている。タイムリープはこれまで培ってきた現場オペレーションの分析力や設計力などの現場ノウハウとRURAを組み合わせ、現場の省人化に寄与している。
キヤノンMJグループは、マーケティングの力で未来を創る「未来マーケティング企業」として、グループパーパス「想いと技術をつなぎ、想像を超える未来を切り拓く」を実現するために、ステークホルダーとの共創・協業をより一層進め、社会課題の解決に取り組んでいる。その実現に向けてキヤノンMJグループではITソリューション事業を中核に、業種・業務特化型サービスを提供する「Edgeソリューション」やITによる業務革新のフルサポートを行う中小企業向けソリューションなど、サービス型事業モデルの強化を掲げ、さまざまな業種や業態のお客さまの業務プロセス変革やデジタルトランスフォーメーション(DX)推進を支援している。

■資本業務提携の目的

タイムリープはこの度の出資を受け、キヤノンMJの映像ソリューションとの連携を通じて「RURA」の製品力を向上させるとともに、キヤノンMJの全国規模の販売網を活用することで、日本全国で生活の豊かさを支える店舗事業者の皆さまを、長期的に支援できるよう邁進していく。
キヤノンMJは今回の資本業務提携により、キヤノンMJの顧客基盤とマーケティング力を活用した「RURA」の提供をはじめ、キヤノンMJが有する映像ソリューションと「RURA」の組み合わせによる、新たな現場オペレーション支援ソリューションを共同開発する。生産労働人口が減少する社会では、働き手不足が深刻化し、事業運営に大きな影響を及ぼすことが懸念されている。本提携により、店舗の省人化にとどまらない日本全国の幅広い業種における接客業務支援の実現を目指す。
1. 主な協業内容
① キヤノンMJの顧客基盤ならびにマーケティング力を活用したリモート接客ソリューション「RURA」の共同提案
② RURAとキヤノンMJの映像ソリューションとの連携開発ならびに「RURA」新機能の共同開発
2. 出資の概要
第三者割当による出資

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