日本リスキリングコンソーシアム、生成AI時代の人材育成モデル「AI人材育成サイクル」を発表 AI学習実態を基に提言をまとめた「AI人材育成白書」を発行
2024/12/10
具体的かつ再現性のあるAI人材育成方法論を提示
Contents
※1 リスキリング:新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する / させること。(出典: 経産省/リクルートワークス研究所)
「AI人材育成白書」URL:https://bit.ly/AIRWP
■「AI人材育成白書」発行の背景
世界の生成AI市場は、2022年の約90億ドル規模から、2027年には1,200億ドルに達すると見込まれている※2。この市場規模の拡大は、生成AIが多岐にわたる産業に浸透し、経済成長の新たな原動力となることを示唆している。しかしながら、今後の経済成長に欠かせない生成AIの日本企業の導入及び活用実態は、遅れを取っていると言わざるを得ない。世界18か国を対象にした生成AIの企業における導入率は、日本は16位に位置し、18か国の平均が40%であるのに対して、24%と低い数値にとどまっている※2。
このようにAI人材育成の重要性がますます高まっていることから、特にAIスキルの習得や、AI人材として成果を発揮するために企業・組織に求めることなどを可視化して、AI人材育成のために企業・組織が取り組むべきことを把握することを目的に本書を発行した。
※2 出典:ボストン コンサルティング グループ 「The CEO’s Roadmap on Generative AI(2023年3月)」
■「AI人材育成白書」概要
<白書目次>
・「AI人材育成白書」発行に寄せて
・日本企業を取り巻くAI利活用の環境
- AI需要の高まりと社会へのインパクト
- 日本企業のAI導入・活用の実態と課題
- ますます重要になるAI人材育成
・日本リスキリングコンソーシアム会員調査レポート
- 調査概要
AI利活用状況
AI学習について
日本リスキリングコンソーシアムの利活用と成果
- AI人材育成に取り組み、成果を上げられている企業の事例
- [日本リスキリングコンソーシアムからの提言] 調査結果に見るAI人材育成の課題と、
取り組むべき「AI人材育成サイクル」の構築
- 日本リスキリングコンソーシアムパートナーの皆様が考える「AI人材育成」
公益社団法人 経済同友会 新浪 剛史
一般社団法人日本ディープラーニング協会 岡田 隆太朗
リンクトイン・ジャパン株式会社 田中 若菜
栃木県 小林 圭介
三重県 横山 正吾