幸楽苑が全店舗で働き方改革アプリを導入 デジタル化で生産性と効率を改善へ
2019/6/6
従来型のチェーンストアマネジメント手法は、本社(本部)が店舗管理をする上で、“複数の店長を統括するエリアマネージャー(スーパーバイザー)が個別に直接コミュニケーションを取りながらサービスを向上させる”という前提によって、店舗陳列管理、キャンペーン管理、商品の受発注業務、アルバイトスタッフの教育業務、エリア調査等の業務プロセスが構築されていた。
「cyzen」を導入することで、スマートフォンを使って店長と本社を直接リレーションできるようにする業務プロセスを構築し、従来型のチェーンストアマネジメント手法からの脱却を図る。
「cyzen」の導入によって、エリアマネージャー業務を軽減することによる労働時間の短縮、店長から現場の声を拾い、本社がダイレクトに把握することによる改善点対応の迅速化を期待しているという。
また、外食産業や多店舗展開事業においては、業務プロセスをクラウド化することで、改善点の共有をスムーズにし、組織の変革を加速させる。
さらに、従来は店舗からの報告書や見積書の送付を FAX 通信で行っていたのに対して、スマートフォンでこれらの業務を行うことで、ペーパーレス効果も見込まれるとのことだ。