キャッシュレス決済の種類一覧|メリットや賢く利用する方法も解説
2022/2/4
近年、全国的に普及が進んでいるキャッシュレス決済。キャッシュレス決済にもさまざまな種類があるため、種類ごとの特徴を理解しておくことが大切です。ここでは、キャッシュレス決済の概要や種類、メリットデメリットを詳しく説明します。
Contents
- そもそもキャッシュレス決済とは?
- キャッシュレス決済の現状を知ろう
- キャッシュレス決済比率は毎年増加している
- 政府もキャッシュレス決済推進に力を入れている
- キャッシュレス決済の3つの支払い方法
- 前払い(プリペイド方式)
- 後払い(ポストペイ方式)
- 即時払い(ジャストペイ方式)
- キャッシュレス決済の種類一覧
- クレジットカード
- デビットカード
- QRコード決済
- 電子マネー
- キャリア決済
- ネットバンク決済
- キャッシュレス決済を利用するメリットとは?
- スムーズに会計を終えられる
- 支払いの状況を把握しやすくなる
- ポイント還元が受けられる
- 衛生的に支払いができる
- 盗難や紛失時に補償してもらえる
- キャッシュレス決済のデメリットとは?
- 金銭感覚が薄れやすい
- トラブルに遭う危険性がある
- 店舗によっては利用できない
- 金利や手数料が発生する場合がある
- セキュリティリスクがある
- 賢くキャッシュレス決済を利用する方法を紹介
- 複数のキャッシュレス決済を使い分ける
- ポイント還元率の高いキャッシュレス決済を選ぶ
- 使いやすいキャッシュレス決済の種類を選ぶ
- 計画的に利用する
- 十分なセキュリティ対策を講じる
- キャッシュレス決済を使って便利な暮らしを送ろう
日常生活における決済をスマートにできるよう、ここでは、キャッシュレス決済の種類やメリットデメリット、賢く決済をする方法を詳しく説明します。
そもそもキャッシュレス決済とは?
キャッシュレス決済の現状を知ろう
キャッシュレス決済比率は毎年増加している
政府もキャッシュレス決済推進に力を入れている
キャッシュレス決済の3つの支払い方法
前払い(プリペイド方式)
後払い(ポストペイ方式)
即時払い(ジャストペイ方式)
キャッシュレス決済の種類一覧
・クレジットカード
・デビットカード
・QRコード決済
・電子マネー
・キャリア決済
・ネットバンク決済
これらのキャッシュレス決済ごとの特徴や違いを知っておけば、日常生活にうまく取り入れて、スマートな暮らしを送れるようになるでしょう。ここからは、キャッシュレス決済の種類を詳しく説明します。
クレジットカード
カードブランドによっては、海外で多く利用されているものもあるようです。持っているカードブランドによっては、海外出張や海外旅行での支払いをスムーズにできるため、クレジットカードを持っておくメリットは大きいでしょう。
デビットカード
後払い方式であるクレジットカードとは違い、デビッドカードは口座残高を限度として利用できるのも特徴。「利用しすぎて請求された金額を支払えなかった」などのトラブルを予防できるので、信用情報を傷つける心配がありません。
QRコード決済
QRコード決済のよいところは、スムーズに決済を済ませられるだけでなく、クレジットカードのように審査をする必要がないこと。プリペイド方式を採用しているところが多いので、事前にチャージされた金額の範囲内で自由に取引できます。
電子マネー
クレジットカードのように使いすぎるリスクがないだけでなく、電子マネーを利用し始めるまでに審査が必要ないのが、電子マネーのメリット。QRコード決済と同様にスムーズにサービスを利用し始めることが可能です。ただし、オートチャージ機能が設けられた電子マネーのように、チャージ金額がなくなると銀行口座から自動的にチャージされるタイプの電子マネーを使う場合は、使い過ぎに注意する必要があります。
キャリア決済
キャリア決済は、後払い方式にはなっているため使いすぎに注意が必要ですが、契約期間や年齢によって利用限度額に上限が設けられています。消費者自身で利用限度額を設定することもできるので、使いすぎのリスクを抑えることが可能です。
ネットバンク決済
ただし、ネットバンクを開設していない人は口座開設の手続きをしなければ利用できないので注意が必要です。ネットバンクを開設するために収入や勤務先などの情報を提供して審査されるケースがほとんどなので、人によってはネットバンクを開設できないかもしれません。
キャッシュレス決済を利用するメリットとは?
・スムーズに会計を終えられる
・支払いの状況を把握しやすくなる
・ポイント還元が受けられる
・衛生的に支払いができる
・盗難や紛失時に補償してもらえる
以下では、キャッシュレス決済を利用するメリットを詳しく説明します。
スムーズに会計を終えられる
キャッシュレス決済を利用すれば、現金を鞄から取り出して、財布からお札や小銭を数えながら出す必要がなくなります。また、おつりが発生した場合にも現金を計算して財布に入れるといった動作をしなくてよくなります。
これらの行動を省略できるだけでも、決済手続きでかかる手間やストレスを大幅に軽減することが可能。現金が少なくなったからといってATMに現金を引き出しに行ったり、休日や時間外にATMを利用した場合に支払う手数料も負担しなくてよくなるので、時間を有効活用できるとともに、余計な支出を減らすこともできるでしょう。
支払いの状況を把握しやすくなる
現金を利用した決済でも、レシートを受け取ることで支払いの状況を把握することは可能です。しかし、レシートを紛失してしまったり、レシートの集計に時間がかかってしまったりすることから、リアルタイムに現金の支払い状況を把握するのは簡単ではありません。
キャッシュレス決済を利用していれば、クレジットカード会社が開設しているWEBページで支払い状況を確認したり、QRコード決済のアプリ内で支払い状況をチェックすることが可能。キャッシュレス決済によってはリアルタイムで支払い状況が反映されるため、より手軽な金銭管理ができるでしょう。
ポイント還元が受けられる
クレジットカードなど、キャッシュレス決済によっては、支払い金額に応じて所定の割合のポイントが付与されます。一定のポイントが貯まれば得点と交換できたり、ポイントを決済に利用できるため、現金で支払うよりもお得に商品やサービスを購入できます。
一回の支払いで獲得できるポイントはわずかであっても、長期的に利用すると多くのポイントが貯まることもあります。
衛生的に支払いができる
キャッシュレス決済を利用していれば、現金の受け渡しをすることなく決済を完了させられるため、場合によっては非接触で取引を終えられます。QRコード決済で端末をスマートフォンにかざす支払い方法や、クレジットカードを消費者自身が端末に挿入して決済する方法などが代表例です。
感染症予防の重要性が増している状況下で、衛生的な支払いができるような取り組みをする事業者は増えてきています。消費者の感染予防に対する意識も高まっていることから、衛生的な支払いができるキャッシュレス決済は、今後さらに普及していくでしょう。
盗難や紛失時に補償してもらえる
日本では、盗難やスリなどの被害は海外と比べて少ないといわれていますが、財布を紛失して現金を失ってしまったり、荷物ごと財布を持ち去られてしまうリスクはゼロではありません。しかし、もしものときの被害額を抑えようと持ち運び現金を少なくしてしまうと、決済のときに「現金が足りない」といった事態が起こるかもしれません。
クレジットカードを利用していれば、盗難や紛失などで第三者に不正利用されても、損害額を補償してもらえる場合があります。現金では被害に遭っても補償してもらいにくいですが、クレジットカードであれば、万が一のときの損失を抑えられる可能性があります。
キャッシュレス決済のデメリットとは?
・金銭感覚が薄れやすい
・トラブルに遭う危険性がある
・店舗によっては利用できない
以下では、キャッシュレス決済のデメリットを詳しく説明します。
金銭感覚が薄れやすい
多くのキャッシュレス決済では、利用履歴をタイムリーに把握できるようになっています。こまめに利用状況を確認し、お金を使いすぎていないかを確認しながら生活する習慣を身につけておきましょう。
トラブルに遭う危険性がある
また、QRコード決済などスマートフォンを利用した決済をおこなう場合、端末の充電が切れてしまうと決済できなくなります。これらのトラブルが起こりうることを想定して、普段からいくらかの現金を持ち歩いておくのがおすすめです。
店舗によっては利用できない
キャッシュレス決済を利用する場合は、あらかじめ店舗で利用できるかを確認しておいたり、サービスが利用できなかったりすることを想定して、ある程度の現金を持ち歩いておくといった対策が必要です。
金利や手数料が発生する場合がある
セキュリティリスクがある
賢くキャッシュレス決済を利用する方法を紹介
・複数のキャッシュレス決済を使い分ける
・ポイント還元率の高いキャッシュレス決済を選ぶ
・使いやすいキャッシュレス決済の種類を選ぶ
以下では、賢くキャッシュレス決済を利用する方法を詳しく説明します。
複数のキャッシュレス決済を使い分ける
利用できるキャッシュレス決済が限定されていると、場面によってはサービスのメリットを受けられなくなるかもしれません。複数のキャッシュレス決済を用意しておいて、状況に応じて適切な支払方法を選択すれば、よりお得にショッピングできるでしょう。
ポイント還元率の高いキャッシュレス決済を選ぶ
多くのキャッシュレス決済では、ポイント還元率を0.5%や1%に設定しています。しかし、決済業者によっては、ポイント還元率を2%にしていたり、条件を満たすことで効率的にポイントを貯められる仕組みを設けているところもあります。複数の事業者を比較したうえでポイントが貯まりやすいキャッシュレス決済を選べば、それだけ魅力的な特典と交換できたり、決済で支払う現金を少なくできたりするでしょう。
使いやすいキャッシュレス決済の種類を選ぶ
よく利用する店舗でどのような決済方法をすればスムーズに支払いができるかを考えると、利用すべきキャッシュレス決済サービスを選びやすくなるでしょう。
計画的に利用する
十分なセキュリティ対策を講じる
キャッシュレス決済を使って便利な暮らしを送ろう
時代の変化とともに、キャッシュレス決済の方法やサービスの内容、得られる特典が変化する可能性があるため、必要に応じてサービスを使い分けることが大切です。ここで説明した内容を参考にして、キャッシュレス決済を利用して便利な生活ができるようにしておきましょう。